「色々と酷い映画」ザ・クリエイター 創造者 大当たりさんの映画レビュー(感想・評価)
色々と酷い映画
サイエンス・フィクションとして考証や設定が酷すぎる。
脚本も面白みに欠け、ご都合主義で非現実的。
「んなわけねーだろ」の連続で観ていて呆れる。
底流に普遍的なテーマがあるわけでもない。
作り手はAIとの共存とかを込めたつもりか知らんが、余りにちゃちくて消化不良。
何よりアジア人差別てんこ盛り。
東南アジアを主な舞台にしているが、何故か日本が主人公と敵対するAI陣営に加わっている。
中国人には沢山観て欲しいためだろうか。
舞台の東南アジア人は50年経っても現在より文化的に遅れた生活をしている。
敵方の科学力を考えればノマドとか言う空飛ぶ基地なんぞ一発で撃墜されるのが普通。
ちょいちょい過去の作品からの盗用も目立つ。
主人公は黒人、女性指揮官も登場しアメリカ側のポリコレには十二分の配慮をしつつ、どえらいアジア人差別の映画。
ディズニー絡みのSFにはロクなものがない。
渡辺謙も出る作品を選べよ。
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