「アイディアは良いが退屈な凡作」ザ・クリエイター 創造者 じゅんぢさんの映画レビュー(感想・評価)
アイディアは良いが退屈な凡作
ギャレス・エドワーズ監督の前作「スター・ウォーズ ローグ・ワン」は何故か評判が良いが、俺にとっては「スカイウォーカーの夜明け」に次ぐ駄作だった。だって主人公の2人が死んでから俄然面白くなる展開で、しかも追加撮影した後付エピソード。本編はとにかく退屈でキャラクターに全く魅力を感じなかった。
そしてこの「ザ・クリエイター」は「ローグ・ワン」の時に感じた退屈さと全く同じものを感じた。とにかく出てくるキャラクターに魅力を感じない、感情移入出来ない。そして今回も「地獄の黙示録」のパロディですか。AIロボットに人権を!ってよほど人間を描く事ができてないと難しいアイディアなのに、平均以下の描写なのでとても無理。それにアジアと言う括りでの世界観もアジアに対する無知が垣間見えて違和感だらけ。
それでも特撮は凄いし、絵は良いし、物語上のアイディアも悪く無いので、何とか映画としては平均的なものに留まったかな、という所。
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