劇場公開日 2023年10月20日

「アメリカ人が作った中身のない映画」ザ・クリエイター 創造者 imaxmaxさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5アメリカ人が作った中身のない映画

2023年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

A.I.が暴走して、反対派のアメリカv.s.賛成派ニューアジアの対決になるのだが、主人公のテイラーは自身の役目を無視して行動する。愛する妻を想う気持ちは大切だが仲間を犠牲にして自己中。

「ブレードランナー」をオマージュ・リスペクトしているのかもしてないけど、いまさら超劣化版にしかならない。
東南アジアをイメージする場所で渡辺謙のみ日本語を話す。英語字幕があるから分かるけどいきなりの日本語は聞き取りできない。中途半端な制作者の日本贔屓はいらない。

A.I.が暴走したのではなく、人間の操作ミス。しかしアメリカはニューアジアを攻撃する。もう映画を観ていても怒りMax。ニューアジアの人々はあんなにA.I.と共存しているのに。A.I.のアルフィーは事あるごとに合掌するが、これの意味することが理解出来ないであろう欧米人にとっては意味のない事である。
せめて主人公がラストでアルフィーを助ける時、過ちを悔いる場面でもあれば救われたが、アメリカ映画だからそんな事期待する方がバカだよな。

imaxmax