「ニューアジアバンザイですなぁ」ザ・クリエイター 創造者 カール@山口三さんの映画レビュー(感想・評価)
ニューアジアバンザイですなぁ
いつもの通りの合衆国の身勝手な齟齬でロスで原爆を爆破させた犯人をAIに押し付けて、
AI狩りが始まりる。
その対象は、自然豊かに親密にAIと共存しているアジア諸国をターゲットとして壊滅して行く。
あちゃー、
その攻撃の仕方は、なんか越南戦争を彷彿してしまう映像に背筋が寒くなる。
話の展開は、
個人的で些細なことが何度も反転して字幕では分かりにくく観ていて面白くない。
それに比べ画面に出てくる地球上での未来的機器の形状や威力は実に魅力的で正統派SFだ。
(詳細な話しは吹替かパンフで確認願う。)
まあ、東南アジアを中心とした森林や段々畑に木造家屋が実に懐かしい。
そんな天然な自然の中にAI警察やAI僧侶と農民が違和感なく溶け込み共存している。
そんな景色が未来の地球上農村AI時代として期待できるのが愉快だった。
しかし、このモチーフは、
斬新でアジア人として納得できる作品でした。ン
ただ、肝心な主役の俳優に悲壮感や苦悩を感じ難い演技が残念だ。
(^ω^)
「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のギャレス・エドワーズが監督・脚本。
2075年、
人間を守るために開発されたはずのAIが、
ロサンゼルスで核爆発を引き起こした。
人類とAIの存亡をかけた戦争が激化する中、
元特殊部隊のジョシュアは、
人類を滅亡させる兵器を創り出した「クリエイター」の潜伏先を突き止め、暗殺に向かう。
しかしそこにいたのは、
超進化型AIの幼い少女アルフィーだった。
ジョシュアはある理由から、暗殺対象であるはずのアルフィーを守り抜くことを決意するが……。
「TENET テネット」のジョン・デビッド・ワシントンが主人公ジョシュアを演じ、「インセプション」の渡辺謙、「エターナルズ」のジェンマ・チャン、「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」のアリソン・ジャネイが共演。