「サイコパス? 安易に頼りすぎ」怪物の木こり 10Kasさんの映画レビュー(感想・評価)
サイコパス? 安易に頼りすぎ
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絵本「怪物の木こり」のストーリーで段々怪物なのかどうかわからなくなる、自我のボーダーが曖昧になる、怪物とは一体?
サイコパスを描いたのかというとそうではなく、自我を回復していく部分だったりの絵本になぞらえてのストーリーだが
やはり「サイコパス」という言葉の持つイメージが強すぎるし
人物の性格をわかりやすくするためにサイコパスなんだろうけど
それが失敗だったのでは?とも思ってしまう。
脳チップが埋め込まれサイコパスよりは、投薬実験のほうがピンとくる気がするが
これは原作の設定だろうから、映画の問題ではないか・・・
結局、一番のサイコパスは医師の杉谷なんだけど
オチもぼんやり
三池監督は色々と撮っているし、実写化も多くこなしている
バイオレンスな描写やカットは確かに、らしくて巧い部分もあるが
どうもオチがぼんやりが多い気がする
見てる人に託す・・・色々と取れる、まぁ続編スピンオフも作ろうと思えば作れますよ的な
ぼんやりエンド。
原作を読みたくなるような作品でもなかったし、期待外れでした。
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