「ラストで救われる」怪物の木こり imaxmaxさんの映画レビュー(感想・評価)
ラストで救われる
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亀梨和也、菜々緒 。スタイリッシュでカッコいい。そこに「サイコパス」。『サイコパス VS 連続殺人鬼』。誰がどう絡むのか?期待はできそう。でもね映画のタイトルは、「怪物の木こり」。スタイリッシュとは真逆のイメージ。その対比がいいの?いやNo!絶対 No!。見る気失せる。英語のタイトル"LUMBERJACK THE MONSTER"。カッコいいのに。
以下ネタバレ有り
サイコパスは本当はサイコパスではなかった。本当は「脳チップを埋め込まれた改造人間サイコパス」 VS 「脳チップが壊れ、過ちに気付いた元サイコパス」。しかし元サイコパスは、終盤で理由が分かるまでは表面的には一番の悪人。ただ冒頭で過去の出来事が描かれるが、あれは無い方が。ネタバレ要素があるし、スタイリッシュで無い。
ラストの映美(吉岡里帆)と二宮彰(亀梨和也)会うシーンは、父殺しの犯人とわかってなぜ会うの?と思っていたらナイフが…。その後映美の首を絞める。やっぱりお前はそういう奴だ…と思ったら、「正当防衛になる」と。彰はサイコパスになってしまった自分自身を受け入れ、ようやく婚約者の映美を本当に愛することが出来たのだと思った。このラストですごく救われた。
何度も書くが、亀梨和也と菜々緒。この二人が主演なら、そのイメージで作品を作らないと。
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