「意外な展開が面白かった。サイコパス=精神異常犯罪者という描き方で大丈夫?」怪物の木こり ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
意外な展開が面白かった。サイコパス=精神異常犯罪者という描き方で大丈夫?
意外な展開が面白かったです。
サイコパス=精神異常犯罪者という描き方ですが、良かったのでしょうか?
最初か最後にテロップで、サイコパスとは精神的な状態?病名?のことで、本作はフィクションであり、いかなる偏見を冗長するものではありません。とか、注意書きがなくても大丈夫かと心配になりました。
パンフレットに、監修の中野信子さんのコメントが欲しかったです。
それはさておき、「サイコパス」であっても過剰な、おかしい演技をしない、普通の人間であるという方針は正しいと思いますが、本当にちょっと変なだけで、とんでもなく冷酷で非情な殺人犯という異常性が感じられない。
それはそれで物足りないと感じました。
そして、最後の展開も落としどころが途中から読めてしまう。
さらに大事なカットが予告編にあってネタバレしてる!
ほんとに勘弁してほしい。
結局いい人にしたいのかっていうのも残念…。
ちなみに不愛想で超美形プロファイラーでが、所轄の一刑事を相棒に、ずけずけと現場の中心に踏み込んでいくという昔の刑事ドラマのような展開は、正常な「沙粧妙子」のようで大好物です。
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