「ソフトホラー映画!?」ブギーマン ヤマッチさんの映画レビュー(感想・評価)
ソフトホラー映画!?
クリックして本文を読む
突然妻を亡くした男。職業は心のセラピスト、高校生の長女と小学生の次女がいました。
長女はショックが大きく立ち直れずにいました。そんな時、予約なしで現れ診察を希望する男。あまりの強引さに診察を始めます。すると、幼い娘を心臓発作で急死してしまった。その後二人の娘がいたが、二人とも死んでしまった。この娘たちは得体のしれない者に殺されたと言います。普通ではないと判断して警察に通報しました。すると通報している間にクローゼットで自殺をしてしまいます。それ依頼、扉が突然開いたり、クローゼットの中から異音がしたりと怪奇現象が始まります。小学生の次女は「何かがいる」と言いますがショックによる幻覚といって信用してくれません。しかしやがて高校生の長女にも様々な事が起こります。はたしてこれは心霊現象なのかモンスターなのか。B級映画でしかありません。しかし、原作はスティーブンキング、となればラストには何かあると期待しましたが、明確な結末や意味深い事もありませんでした。あえて深読みするのであれば、愛する者を亡くし、喪失感にさいなまれます。しかしいつまでもその事に囚われていてはいけない、新たに前を向いて進まなければならない。そうでないと喪失感からくる得体のしれない者に取り込まれてしまう。こんな意味が込められているかもしれない作品かも。
コメントする