「暗さだけが惜しい、完成度の高い逃走劇」カンダハル 突破せよ としちゃん(≧∇≦)さんの映画レビュー(感想・評価)
暗さだけが惜しい、完成度の高い逃走劇
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実話をベースにした作品ということもあって、序盤からぐっと引き込まれました。最初のシーンから緊張感があり、ただのフィクションではない“リアルな空気”を感じながら観られるのが良かったです。
脱出劇の中に、ふっと笑える場面や、涙が出そうになるような切ない瞬間もあって、アクション映画なのに人間ドラマとしても見応えがありました。
ジェラルド・バトラーはもちろん良かったですが、脇を固める俳優たちも自然で、キャラクターそれぞれに説得力がありました。脚本もしっかりしていて、最後まで緊張が途切れません。
ただ一つ残念だったのは、夜のシーンが暗すぎて視認しづらかったところ。そこだけもう少し見やすければ、もっと高評価にしたかったです。
それでも、スリルと人間味の両方を感じられる良作。実話ベースのサバイバル映画が好きな人にはぜひおすすめしたい一本です。
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