劇場公開日 2023年10月20日

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「良かったんだよな、きっと...。」キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン hkr21さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5良かったんだよな、きっと...。

2023年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

評価も高いし、巨匠といわれている部類の監督さんだし、
観ておこうと思って、予告情報だけで鑑賞。

導入部のニュースっぽい映像と音楽に、
おっ!やはり良さげ!!と思ったんだけど、
さすがに、206分は、長いな。

途中、集中力途切れて、
ギルバート・ブレイク観たばっかりだったんで、
ディカプリオ、オッサンになったなぁ…とか思ってました。

一時間ぐらい削れなかったのか?
と、削れそうな場面を考えてみたんだけど、
それはそれで思いつかなくて…
どの場面も、きちんと繫がっていくから、
それはそれで匠みは巧みだなと思ったり、
やはり、実話を元にしているし、アメリカの人たちには、
ナイーヴな話だから大切に描きたかったのかなぁ…。

自分的に、長さのマイナスより、作品自体がプラスに思えたのは、
インディアンという部族を、無知故に漠然とカッコイイと思ってしまっているところと、
ディカプリオとデニーロと、リリーさんの俳優の力が過分に影響していると思います。
ヘイルの最初っから、腹に一物ありそうな顔つきに、終始イライラしたし、
アーネストのアホぼん気質にも同じくイライラしたっ!
しかし、モーリーはなんで、あそこまでこの男を信用してたんだ…。
そこが若干モヤっとしつつ、離婚してくれて良かったです。
と、ストーリーには、どっぷり浸かることができたからかな。

でも、長過ぎ感は拭えないな…。

なんで、自分でも、どっちやねんっ!みたいな感じで、本当に良かったのか???
なんとく良いって言わなきゃいけないような風潮に流されていないか?と思ったり…。

で、後でWikiったのですが、
なんやかんやいうて、
巨匠 マーティン・スコセッシさんの作品、正直、そんなに観てなかったです…。

hkr21