「徐々に白人の街と化していく緊張感」キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン グラノーラさんの映画レビュー(感想・評価)
徐々に白人の街と化していく緊張感
さすがに200分越えは。。と前日にたくさん寝て体力を温存させてから視聴。結果は片時も目が離せない大傑作。
特に素晴らしかったのは街の描写。ディカプリオ演じるアーネストが街に着いた時、そこには民族の文化が色濃く残る街並みと石油のおかげで建てられた近代的な建物が共存していた。
そんな街並みが時を経るごとに、徐々に白人の街と変化していっていることに気づいた時、心をえぐられる感覚に襲われた。
(あれ?こんなthe アメリカみたいな住宅街だったっけ?)
俳優陣の演技は圧巻。ラストのディカプリオの裁判シーンは顔だけで彼の今までの行いの悔いと女房への入り乱れた愛情が伝わってくる。
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