#ミトヤマネのレビュー・感想・評価
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【”皆に知られているのと、知られていないの、どっちがいい?”インフルエンサーの女性を主人公に、ネット社会の恐ろしさを描こうとした作品・・・。】
■絶大な人気を誇るインフルエンサー・ミトヤマネ(玉城ティナ)は、日々さまざまなSNS投稿をして生活を送っていた。
妹・ミホ(湯川ひな)は、そんな姉を陰で支えている。
ある日、ミトは所属事務所のマネジャーから、“ディープ・フェイク”と言う彼女の顔を自由に使用できるアプリとのコラボ案件を持ちかけられる。
◆感想<Caution!内容に触れていません!!>
・オイラは初めての監督作品を観る時のみに、その監督の経歴を調べる。で、”ウーム”と考えた。
・で、今作の尺の短さと、ペラペラのフライヤーに惹句として書いてある、”ポップな狂気が広がり、日本映画の新時代が始まる!”と言う大仰な文字を見て、観賞を止めたのである。
<マア、玉城ティナさんのファンは観てもいいかもしれないね!映画館で観たら、前の席を蹴って出て来ただろうと思われる作品。珍品です。>
今に問う
極端に評価が低いかというとそうでもないが、選びそうな感じ。
今年298本目(合計948本目/今月(2023年9月度)8本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))。
ここでは評価が低く、事実私がみにった今日もたったの5人しかいないというガラガラっぷりでしたが、そこまで低評価か?というと微妙な気もします。まぁしいて言えば明確に説明不足の点は感じられる(何を述べたいかシーンが飛びすぎ)ものの、「おそらく」、一般的な映画の時間とされる120分に対して80分程度と「やや短い時間を志向したため」と思われる部分もあり、どこまで論じるのか微妙な気もします。
個人的には、Youtuberなどの論点はもうリアルでも映画でもさんざん出てきたものではありますが、いわゆる「顔を自由自在に変えて架空の人物を作り出せるアプリ」の話(実際に存在します)にまで飛んだのは意外だったかな(まぁこれもここの予告には書いてあるんですが…)といったところです。
低評価も多いし、確かに80分ほどという時間の制約上発生したであろう「わかりにくさ」がある部分は否めませんが、それを了知しているのならそこまで引けないだろうという認識です。
ただ、やはり行政書士の資格持ちという立場からすると、以下に述べる点がどうしても厳しく、ある程度厳しい評価をせざるを得ないところです。
評価は以下のように、4.0をそのまま四捨五入などなく4.0としたものです。
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(減点0.6/「違法アップロードありがとう」のセリフ(冒頭に歌っているラップの部分))
違法な「アップロード」は法でかなり厳しく罰せられますが、同時に改正著作権法により「知りながら」それらの違法著作物をダウンロードする行為も罰せられるようになりました。ただし、ダウンロード側は「よくわからず適当にやっていたらそうなってしまった」という類型が考えらえるため「知りながら」という要件がついています。
したがって、リンクの押し間違い他で発生する「仕方のない状況」までは可罰性がないものの、それを間接的に応援するような行為(違法「アップロード」がなければ「ダウンロード」も生じない)はどうなのか、というところです。
(減点0.2/古物営業法に対する考察が雑)
衣服を売るシーンですが、古物営業法と質屋営業法は、これらの行為に対して身分証明書による本人確認が義務的です(犯罪に用いられたものの処分に使われることの禁止規定であり、違反した「店舗側」(事業者側)は基本的に行政処分が来ます)。
(減点0.2/「見つけたら300万円もらえるらしい」)
個人にはプライバシー権があるため、それを侵害する行為(不法な行為をすることを条件にする行為)を条件とするものは無効であり(民法132条)、この観点でこの描写はまずいです。
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結局、モモはどこへいった?
意外に面白かった
「インフルエンサー」
能面
#34 玉城ティナちゃんが非現実的なくらい
なに
お人形さん
表現社会
玉城ティナさん綺麗!
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