「優しくほっこりする映画」人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした ひとふでさんの映画レビュー(感想・評価)
優しくほっこりする映画
都会で擦り切れた心をおっさんに癒してもらう話。
”おっさん”とあるけど中身はほぼおじいちゃん。
「まぁ適当で」「死ぬわけじゃないし」と人生を達観している雰囲気。
主人公は”人生に詰んだ”と言っているが、親との関係も悪くなさそうだし、友達もいい人たちなので詰んだというほどでもない。都会で成功しようと目標高く頑張っていると”詰んだ”と思ってしまうのだろう。そういう自分で自分を追い詰めるキャラクターをうまく表現していた。あんな友達がいるだけで幸せだよ。
おっさんのササポンはしっかり距離を置いて近すぎず遠すぎず、親戚のおじいちゃんの距離感で見守っているのがよかった。
都会では珍しいのかもしれないけど、田舎だとこういうおじいちゃん結構いますけどね(笑)
人生に疲れた人にオススメしたい映画。
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