「順応し、悟り、覚醒し、立ち向かう。」哀れなるものたち ラーメンは味噌。時々淡麗醤油。さんの映画レビュー(感想・評価)
順応し、悟り、覚醒し、立ち向かう。
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ラ・ラ・ランドのエマは痕跡もない。この作品に向けて彼女自身も脳を入れ替えたのでは?と思うほど。
不協和音に満ちた冗長な、いわゆるフランケン的なパートをしばらく我慢した先に映画のテーマが徐々に見えてくる。
外の世界に導いてくれた男、現実を教えてくれた男、生きるために勤めた娼館に出入りする男たち、自ら命を断つきっかけになった夫。男、男、男・・・それらの関わりの中で覚醒し、立ち向かう。
この現状を打破するためには、脳を入れ替えるしかない、この発想は斬新にして前衛。世界を変えるにはコレっきゃない!とヨルゴスは思ったんだろうけど、さすがに大袈裟が過ぎるだろ。
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