「剥き出しの欲」哀れなるものたち jaxさんの映画レビュー(感想・評価)
剥き出しの欲
クリックして本文を読む
時折混ざる不協和音や毒々しい色のCGが不気味ながら神秘的な雰囲気を醸し出している。このような演出に加えて、主人公の無邪気さ、無鉄砲さと哲学的なセリフなども相まって、刺さる人にはとことん刺さるエッジの効いた作品となっている。
R+18指定の作品であるためポルノシーンやグロテスクなシーンも多く、登場人物がモラルよりも自身の性欲や探求欲、知識欲などを満たすために行動する様が一切の配慮なく生々しく描画されている。
好みは別れるものの、非常に個性的・衝撃的な作品であることは間違いないため、予告編を見て興味を持った人は観に行っても後悔はしないと思う。
コメントする