劇場公開日 2024年1月26日

「言葉にするのが難しいけれど、感じたのは愛」哀れなるものたち まだまだぼのぼのさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0言葉にするのが難しいけれど、感じたのは愛

2024年1月19日
iPhoneアプリから投稿

全然理解できてないと思います。的外れで勘違いな感想かもしれません。私は愛の物語であり、ラストは幸せと希望を感じました。

見た目は美しい大人の女性ですが、新生児の目線で世界を見つめ、成長していくベラ。ベラは欲望そのままに動き、思ったことをそのまま話す。彼女から見る世界は、美しく広く興味深いことがたくさんあると同時に、理不尽で救難く、絶望にも溢れている。
言葉にするのがとても難しいけれど、ベラの放つ言葉や感情が、真っ直ぐ胸に響きました。なんでだろう。共感できるけれど、できないこと・やらないことばかりだからかな。この狂った世界を美しく思えるのは、どうしてなのでしょう。。

監督の作家性が炸裂し、俳優陣の魂がぶつかりあい、映像・音楽・音など細部まで思いを乗せた物凄い作品。もっとちゃんと本作の真意を、監督の意図を汲み取れると、また違った感情になると思います。
それがまた楽しみです。

まだまだぼのぼの
まだまだぼのぼのさんのコメント
2024年2月6日

亞lexさん
コメントありがとうございます!
下腹部に鉛…素晴らしい表現ですね。共感です。

まだまだぼのぼの
亞lexさんのコメント
2024年2月3日

私も幸せと希望感じました。
清々しくもある。
でも下腹部に鉛のように重たい感じも残りました。

亞lex