あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のレビュー・感想・評価
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見どころは…
こんな時代があったと今を生きる人々に伝えたい
試写会にて鑑賞。SNSで話題を集めた同名ベストセラー小説を映画化した切ないラブストーリー。
こんな時代もあったと今を生きる人々に伝えたくなる素晴らしい作品で涙なしには観られません。
これから自分がどう生きていくかを考えるきっかけになる作品であり、日々を生きていることの幸せを実感します。
エンドロールで流れる福山雅治の主題歌もストーリーにピッタリの歌詞で、この作品を総括するような曲であり、鑑賞後の余韻を更に高めるような効果があって素晴らしい曲です。上映時間は127分ですが無駄なシーンは一切なく体感としては半分程度に感じました。
主演の福原遥は透明感のある演技はさすがの印象で彼女の主演作はどれも外れがないように感じます。W主演となる水上恒司の演技も素晴らしく切ない笑顔と百合の花が心に焼き付きました。
皆さんに是非観て欲しいオススメの一本です。
2023-190
目の前の幸せをもっと大事にすること
メインキャラの百合と佐久間彰以外の人物の設定がチープすぎ。
戦争の悲惨な話なのに、メインキャラの百合と佐久間彰以外の人物の設定がチープすぎて全く共感できなかった。ストーリーも先が読めるから早送りした。アマゾンプライムで十分でした。
とりあえず伝聞をそのまま薄く浅くなぞっただけの話。松坂慶子さん役作りでふっくらされたのかな??誰かわからなかった。千代ちゃん役の子の演技が一番好き。
この映画は、役者の演技より監督と脚本などの舞台作りしてる裏方の人の能力に問題がある感じでした。
ご飯も、食料が不足時に得たアジの天ぷら団子とかももっと美味しそうに湯気を立ててあげるとか、そういう細かいこだわりがない。なんか謎の饅頭みたいだもん。
そして、特攻隊はただのおちゃらけ隊みたいになって可哀想。悲惨な死に方をしてるのにそれぞれの悩みとか本当の顔とか友情とかもっと細かい描写が欲しかった。たとえば千代ちゃんが手作りの人形をプレゼントしたのを兵隊は一緒に持って凸し、焦げて半分くらいになって遺品として展示されてるとか、そんな切なさを表現して欲しかった。
それを現代に帰ってきた百合がラストシーンの戦争展示館で見つけるとか。脱走した少年兵はすでに年をとって亡くなってた設定だったけど生きてて、たまたま戦争の展示会にいて、百合を見かけて”どこかで会ったことがあるね、、と言うとか、その少年が佐久間の遺品を持ってて本の間にあの時の百合畑の百合の花を押し花にしてたものを百合に渡すとか。そう言う細かい描写がなくて感動がないなあ。。
”はだしのゲン”という漫画を見て育ってるから、この映画をみてなんだこりゃっ〜〜て感じ。おまけに松竹の映画なんだ、、と思うとがっかり。です。見た後にずっとストレスになった。これでヒットしたってなったら何か細工があるでしょうー平和ボケしてる日本の国力の低下ですわ〜でもまあ小学生むけの映画だとしたら、こんなものなのかな〜〜。
酷い、とにかく酷い
正直途中で飽きました。ガダルカナル陥落と特攻兵が呟く場面がありますが、末端兵に特攻兵の士気を下げるような前線の情報が伝わっているはずが無い。馬鹿にしているのか。主人公はずっとこんな負ける戦争は止めようとか抜かしているが、それを間もなく飛び立つ特攻兵にずっと言い続けるのは最早侮辱なのではなかろうか。この映画通して思った事だが、特攻兵でこれから戦死する事を避けられない人々に「こんな戦争負けるんだよ、無駄死だよ」というのは余りにも無情すぎる。この戦争の結末を知っている我々からしたら一見主人公は「いい人」に見えるが当時の人からしたら腰抜け非国民にしか見えないのである。
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