「今の時代を生きている事に感謝をする。」あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 Buttonさんの映画レビュー(感想・評価)
今の時代を生きている事に感謝をする。
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溺れている子供を助けたが、身代わりとなって亡くなってしまった父。
父のせいで貧しい生活を強いられていると嘆く高校生の百合。
百合が大戦中の1945年にタイムリープをして特攻隊員と接する中で今の自分は十分に幸せな事に気付き、先人に感謝をするというお話です。
特攻という戦争の要素と特攻隊員の彰と百合との恋愛の要素もある作品ですが、私は涙がとまりませんでした。
戦争に何の意味があるのかと警官に問うシーンや、生きることが恥ずかしいことなのかと隊員達に問うシーンも、当時は誰も言えなかったのであって、現代の高校生の百合が素直に口にしたことに私は自然と涙が溢れていました。
そしてラストの手紙のシーン……。何度も映画館に通う事になるとは思ってもみませんでした。。
戦争の史実は重いものですが、恋愛の要素もからめて今の若い世代が戦争を知るうえでは良い作品だと思います。
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