「大切なものをより大切にしたいと思える素敵な映画」あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 エリンさんの映画レビュー(感想・評価)
大切なものをより大切にしたいと思える素敵な映画
尊い命、尊い恋心を諦めないといけない特攻隊員は二度とあってはならないと思った。
戦争の虚しさや悲しみを恋愛を通して学べるので今の若い人に見て欲しい。また、今家が当たり前にあることや家族が近くにいること、毎日ご飯をおなかいっぱいになるまで食べられること、温かいお風呂に入れること、安心して眠れること、家族や恋人や友達を当たり前に愛せることに感謝をしたいと思えた。アキラ、最初から百合に一目惚れしてるんだなとわかった。小説ではいつから好きだったのかよく分からなかったからわかってよかった。生き恥とか生き神様とか今は使わないような言葉が出てきて、昔の人は生きる意味や生きる価値がないのは恥だと思わなければいけなかったのかと思うと今はとても恵まれているなと思った。毎日を大切に生きようと思ったし、好きな人が出来たら一緒にいられる時間を大切にしたいと思った。百合とアキラの恋は切なすぎる。最後資料館でアキラの気持ちがわかるのが本当に辛い。百合の花を抱えて特攻に行っていたしアキラにとって百合はとても大切な人で、妹みたいな存在ではなく愛していたのだなとわかった時はめちゃくちゃ泣いた。
アキラ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!( ; ; )
もう二度と戦争は起きてほしくない、今を大切に生きよう、大好きな人達と一緒に居られる時間をもっと大切にしようと思える素敵な映画だと思った。
いい所だけを見るとこんな感じ。
ただ、疑問に思うところは多々あった。
百合が空襲に巻き込まれた時、なんでアキラもここにいるんって思ったし、百合、その後怪我ないの謎だった。逃げた特攻隊員が、橋のところで逃げると決めた瞬間帝国軍人をバカにするような発言をしていて、急な心情の変化すぎてついていけなかった。さっきまで仲良く飲んでたやんと思った。