「日本人として知っておかなければならないこと」あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 くりさんの映画レビュー(感想・評価)
日本人として知っておかなければならないこと
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現代の日本から戦時中に
タイムトラベルをした少女の
成長記でした
はじめは
百合の日常生活の環境への
不満が、
理解できるも
いらつきます
まぁ今どきで。
あちらへ移動したあとは
ひたすら
せつないことばかりで。
志願
という呪縛が
あの時代にどういうものだったのかが
いやでもわかる
スクリーンを通して
込められたものは
あの人達の思いが
現代の幸せな世の礎になったこと
を知れば、
それを受け取った我々は
百合のように
なにかが変わるはず。
そんな思いでした。
目を閉じた後に浮かぶのは
コクピットには
共にいく、家族写真や人形。
燃料ではなく
爆弾を搭載しての片道切符の
陸軍特攻機の隼。
月夜に照らされた美しい百合の丘で
匂いたつような甘い香りに
つつまれた世界観。
胸に秘めた思いを伝えた
資料館の彰の手紙。
最後に彼らが見ただろう
夏雲に覆われた青空。
たしかにあった
あの時代を
今の世に伝えるために‥
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みかずきさんのコメント
2023年12月12日
みかずきです
美しい百合の丘の百合に優しく包まれた二人の姿が、戦争の理不尽、不条理を際立たせて切な過ぎました。
生きたいという想いと大義に殉じるという想いが交錯して苦悩する特攻隊員達の苦悩が赤裸々に描かれていて、泣けました。
多くの人、特に若い人に観て欲しい作品です。
では、また共感作で。
ー以上ー