「想望」あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
想望
クリックして本文を読む
通常スクリーンで鑑賞。
原作は未読。
筋としては結構ありふれた部類に入ると思いますし、正直予告編で見せ過ぎの感有り。想像した通りのストーリーと結末だったものの、若者の間で話題の原作を、若者に訴求し易いキャスティングで映画化したことに意義があると思いました。こう云うことがかつてあったのだと若者たちの知るきっかけに繋がるのが、本作が世に問われる意味だと強く感じた次第です。
タイムスリップの理由が不明(落雷のショック?)でモヤモヤしましたが、SFが主題では無いので考えるのやめました。
時空を超えた想いに涙が止まりませんでした。今こうして営んでいる日常は決して当たり前ではないのだと感じました。
理不尽に平穏を奪われた時代のあったことを忘れてはならないし、愛する人と過ごすかけがえの無い今を守りたいです。
ましゃファンの贔屓目を抜きにしても、主題歌「想望」が素晴らしく、予想通りに追い打ちの落涙をしてしまいました。
歌詞が彰視点のアナザーストーリーを想起させ、本編を補完し、二度とこんな悲劇が起こって欲しくないと思わせる。
愛する人と過ごす何気ない日常を奪う戦争を嫌悪し続けていきたいです。1日でも早く世界に平和が訪れますように…
※修正(2024/05/06)
コメントする
kazzさんのコメント
2024年2月4日
すみません。ましゃのラジオは好きでよく聴いてますが、あの歌に私は引いちゃいました。
でも、私が天邪鬼なのです…。
やっぱり、若者に帝国軍の犯罪を知ってもらうための入門書として意味のある映画でした。