「想望」あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
想望
通常スクリーンで鑑賞。
原作は未読。
筋としては結構ありふれた部類に入ると思うし、正直予告編で見せ過ぎの感有りだ。想像した通りのストーリーと結末だったものの、若者の間で話題の原作を、若者に訴求し易いキャスティングで映画化したことに意義があるのではないか。こう云うことがかつてあったのだと、若者たちの知るきっかけに繋がるのが、本作が世に問われる意味だと強く感じた次第である。
タイムスリップの理由が不明(落雷のショック?)でモヤモヤしたが、SFが主題では無いので考えるのをやめた。
時空を超えた想いに涙が止まらない。今こうして営んでいる日常は、決して当たり前ではないのだと思った。
理不尽に平穏を奪われた時代のあったことを忘れてはならないし、愛する人と過ごすかけがえの無い今を守りたい。
ましゃファンの贔屓目を抜きにしても、主題歌「想望」が素晴らしく、予想通りに追い打ちの落涙をしてしまった。
歌詞が彰視点のアナザーストーリーを想起させ、本編を補完し、二度とこんな悲劇が起こって欲しくないと思わせる。
愛する人との何気ない日常を奪ってしまう戦争を嫌悪し続けていきたい。1日でも早く世界に平和が訪れますように…
[以降の鑑賞記録]
2024/08/09:Amazon Prime Video
※修正(2024/08/09)
本日、共感数100以上のレビュー数が10件に到達しました。
しゅうへいさん始め皆さんから多くの共感を頂いた結果だと感謝します。ありがとうございます。
今後とも宜しくお願いします。
ー以上ー
すみません。ましゃのラジオは好きでよく聴いてますが、あの歌に私は引いちゃいました。
でも、私が天邪鬼なのです…。
やっぱり、若者に帝国軍の犯罪を知ってもらうための入門書として意味のある映画でした。