ラン・ラビット・ランのレビュー・感想・評価
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こわ
会ったこともない祖母に執着しやたらと会いたがり
死んだ母の妹の名を名乗る娘が怖かったが
主人公が昔殺した妹に重ねてただけと後で分かって
納得した。
子どもというのは本当に言うことを聞いてくれないときがあって
引きずるようにして帰宅するとかまああることなので
主人公の気持ちはわかるところもあるが…ほんとにやっちゃってたのか!しかも子供の頃に。
庇った父親もどうかと思うし犯した罪にはいつか向き合わなくてはならない。
ラストで死んだ妹に娘が連れられて行く描写があるが
あれすらも主人公の妄想で死んだ妹に罪をなすりつけていたらと思うと怖い怖い。
元夫はああいう昼寝の仕方をする人が身近にいるので
ぴんと来なかったが主人公の仕業だったか。
不思議の国のアリスをあまりよく知らないので
ああいう草むらの穴を見てもトトロ?としか思わなかった。
短絡的な行動は良くないね。
怖いけど、あと一歩、あとひと匙、何かが足りない感じがした
主人公はシングルマザー。
7歳になる娘を持ちます。
ある時家に帰ると、
ガレージが勝手に開いており、
さらに白いウサギが玄関のところに
うずくまっていました。
娘は大喜びで飼いたいと母親に言います。
母親は気乗りしませんでしたが、
しぶしぶ了承。
ところが、それから娘の様子が変わってしまいます。
手作りの、不恰好でやや怖い
ウサギのお面をつけることが多くなりました。
さらに、娘は自分のことを
「私はミアじゃない。私はアリスよ」
と別人の名前を言い出し、さらには
疎遠になっていた主人公の母・祖母に会いたいと
駄々をこねるようになります。
あまりの変貌ぶりに、母親は不安に思いつつも
はるばる車で飛ばして、祖母のいる
施設に会いに出かけました。
そこで久しぶりに会う3人の家族。
しかし、孫を見た瞬間、祖母は泣きながら
「アリス! アリスなの!?」
と喜びだします。
それを見た主人公は、恐怖に顔を引き攣らせながら
無理やり2人を引き剥がします。
…なぜ、この主人公は、こうも
アリスと名乗る少女のことを怖がるのでしょう?
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ネタバレすると、この映画は
自分の過去の罪と強制的に向き合わせられるホラー。
しかもそれを強制してくる人は、過去
主人公の手によって○された妹、というもの。
つまり○された妹による姉への復讐劇ですね。
よってラストはまあ、ああなるよなと思いました…。
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雰囲気…配色、音楽、俳優さんたちの顔、表情。
どこをとっても怖い。素晴らしい。
でもなぜだ? 何かが足りない気がしました。
シライサンを観た時と同じ気持ちになりました。
たぶん、気になる点が深掘りされずに
そのまま完走しちゃったことかな…?汗
せっかく音楽も雰囲気も怖いのに、
少し残念なホラー映画だと思います。
暗い
なんというか、ずっと生温い風が吹いているような、そんな作品。
あ、観たのがそんな気候の日だったからか?
目を開けているのか閉じているのかもよく見ないとわからないような、そんな薄暗いシーンも多かったし、音楽もずっと暗い。
ずっと登場する白いウサギは不気味な感じだが、このウサギが走るわけではなかった。笑
自業自得とはいえ、苦悩する母親役の女優さんの表情、切れ長の目がなかなか良かった。
娘のウサギのお面はやっぱり怖いな。
結構流血シーンがあって、痛々しい。
オーストラリア、行ったこともないけれど、自然が素晴らしい。
そんな中延々とドライブするシーンは圧巻!
どれだけ人里離れてるんだ?と言いたくなる。笑
どろんとした空気感。
一気に観た。
姉妹の関係性、母親との確執?、父親との関係性、その辺をもう少し知りたかった。
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