「モギっちゃいますね♡」バラシファイト uzさんの映画レビュー(感想・評価)
モギっちゃいますね♡
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設定から、なんとなく『ベン・トー』のようなノリかなぁ、と予想しながら鑑賞。
方向性としては思った通りだったのですが…
まず、何をおいても序盤のテンポが悪過ぎる。
徐々に緊張感を高めたいのだろうが、客や演者が捌けるまではリズムよくお願いしたい。
おまけに早い段階からしんみりした回想まで入れてくるせいで、“アクション”も“コメディ”も全然出てこない。
この段階で若干睡魔に襲われてしまいました。
HPにキャラの紹介がないので、誰が重要人物かも分からず大量のキャストを見せられるのも苦痛。
人名も聞き取りづらいため、なかなか関係性も掴めない。
部署の紹介なんかも兼ねて、字幕でキャラ名出してほしかった。
そのあたりが整理された中盤以降、特に巴川vs武甲はアクションのキレも良く楽しめる。
一度も実力を発揮できないパソコン姐さんが面白かった。
ただ、篠津戦は暗い中での乱戦であり、見づらい上に長くてダレる。
奥さんがめちゃ強というのは王道ながら好みなのですが、笑いにも興奮にも今一歩足りない。
総合的に演出のノリが合わないんだろうなぁ。
設定、プロット、オチまで含めて好みの要素は多い。
材料と発想は素晴らしいので、味付けがよければと惜しい気持ちになりました。
ちなみに、エンドロールで超地元が使われていたことを知って驚きました。笑
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