「一人の若者の野心から下心までを描く」グランツーリスモ じぇんぬさんの映画レビュー(感想・評価)
一人の若者の野心から下心までを描く
高評価を付けざる負えないタイプの映画だった。
ゲーム?レーシングカー?その類には全く興味がなかったものの、「RRR」とか「トップガンマーベリック」「THE FIRST SLUM DUNK」が良かった人は見るべきとのことだったのでIMAXで鑑賞。
ストーリーが実話らしいけど、一人の人生にしてはかなりドラマチックかつキャラクターが濃ゆいからかなり脚色してると思いきやほぼそのままなのに驚き。
「カーズ」以降ほぼはじめてカーレースが題材の作品で、メカニックが苦手な私は避けてきた題材だけど、専門的な説明はほとんどなく主人公の心情や家族関係、世間との葛藤にフォーカスしているので集中力を削がれなかった。
一人の若者の野心から下心までがストレートに描かれていて、一言で表現するなら
「エモい」映画です。
カーレースの魅力と言うか熱狂する人間の気持ちが分かるぐらいラストにかけて熱くなれた。
ストーリーの展開が異常に早いので、もっと余韻に浸らせて~~!!とは思ったけど
後半に見せるべきシーンが詰まっているから仕方なかったのかな。
曲が引くほどいいのですぐサントラ入れました。
コメントする