「MSゴシック問題」グランツーリスモ Lhowonさんの映画レビュー(感想・評価)
MSゴシック問題
評価が異様に高いのに釣られて見に行きました。
普通の評価にしたのは、ほぼストーリーの問題です。実話ベースだとどこまで盛れるか、となりますが、あまりにも展開が予想できるので、レースの目標を達成できてもカタルシスがありません。少年ジャンプ的との評価が有りますが、ジャンプ層をターゲットにしているSand Landが遥に面白いではないですか。SonyやNissanとの関係で冒険が出来ないのかも知れません。
日本でも場面がありますが、合格ラインです。でも、ブレードランナーから抜け出せないんだな。
映像はゲーム的なカメラの動きを再現していますが、マイケル・ベイほどこてこてではないし、CG臭さもなく良かったです。ゲームベースなので、ファイトクラブの頃から始まった、ARてきな表現がでてきますが、ここは逆にもっとスピードや各車の順位を表示してゲームよりにしてみても良かったのではないでしょうか。
4DX日本語吹き替え版で見たためでしょうか、日本語に訳されたテキストが一部を除き、特徴を殺し、カーニングを調整していない、MSゴシック様のフォントで出てきます。それなりの予算の作品でしょうから、もう少し何とかして欲しいです。
キャスト、演技は上々なので、私の様なひねくれ者でなければ、良い評価をするのは理解できました。
正直、4DXで無ければ途中で寝てしまったと思います。ごめんなさい。
アフリカ系の主人公が好きな曲が、アレとアレなのは爆笑しました。
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