「グランツーリスモはPS2までしかやったことないし」グランツーリスモ シゲさんの映画レビュー(感想・評価)
グランツーリスモはPS2までしかやったことないし
どちらかと言えば手軽に楽しめるリッジレーサー派です。
しかしこの映画はゲームのプレイ経験有無は関係なく
話が進むに連れ胸熱展開が待っている。しかも実話。
ビデオゲームに関しては家庭内で不遇の立場にあるゲーム青年の
サクセスストーリーって言ってしまえば良くある話だけど
ゲームの世界から実際のレースに出るって普通に考えたら絶対無理。
実車の挙動制御や横Gなど室内でのプレイとはまるで違うはず。
まあ実際にやってのけたのでゴチャゴチャ言っても仕方ない。
映画としては話の進め方、映える画面、音響、F1聖地巡礼など
どれをとっても申し分ない。オリノコ・フロウも久々に聴いたぜ♫
しかもSF専門かと思っていたニール・ブロムカンプ監督だったとは!
色々熱く語りたいけれどそれは他レビューを見てください。
そんな中で唯一気になった事。
シルバーストーンでの最終選考に残った5名ですがこの中に
K国の方おられましたよね?
最終レースではほぼ無視され透明人間レベルの存在感。
監督はK国嫌いなのでは?と思ってしまった。
実話なので仕方ないが日本人不在も残念。
それと吹替版を鑑賞しましたが旬のタレント、お笑い芸人不在の
プロ声優による理想の吹替でした!棒読み台詞がない幸せ。
逆に言えばこの映画がそれほど話題になってないから
そんな忖度が不要だったとも言えますが
これはゲーム好き、車好きは観ないと勿体ない。
IMAXでもう一度観たいと思います。
追伸:来週からIMAXレイトショーがなくなるようなので早速観に
行ってきました。やっぱりこういうジャンルは音響がモノを言う。
本物のレースでは隣と会話ができないくらいの爆音ですが
それを再現するとリタイア続出するかもしれないのでエンタメ映画
としてはこれで正解だしそれでも臨場感は抜群です。
MX4Dも観たくなってきた。