「自分だけのラインを追え」グランツーリスモ とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)
自分だけのラインを追え
ちょっと尺長いけど、加速していく鼓動…(特殊学校モノとしても)カーレース版"トップガン マーヴェリック"なるか!刺激的でスリリングなレースシーンは一見の価値あり!! 原作ゲームのファン・プレイターだけでなく、ヌーブ(初心者)でもアンダードッグ負け犬の物語が好きな人には勧めたい胸が高鳴るエキサイトな賜物!!!
IMAXの紹介映像にレースシーンあるのだからそりゃそうだハマるにキマってる。何千回と走ってきた。ゲームでだろ?ゲームじゃなくてレーシングシュミレーター。逃げるのは恥じゃない、シャンパンは表彰台だけ。音楽を聴いているところを話しかけられるくだり流れ、3回はあった。それだけ集中しているってこと。レース前のケニーGとエンヤ、そしてブラック・サバス。
パワフル!ダイナミック!ここにビギナーズラックは無い!!『第9地区』ニール・ブロムカンプ監督によるゲームらしさもリアルなレースらしさ、そして映画的演出が混在する見せ方は個人的に嫌いじゃなかったし、主人公のGTならぬBGバックグラウンド出自を語るうえで正しい手法。ちょっとコテコテしい感じにクセがあって好き。ということで書き出しの『トップガン マーヴェリック』と比較する自分の問いに答えるなら、"そもそも方向性が違う"!!
好きになっちゃうデヴィッド・ハーバー ✕ 主人公ヤンの夢追い人感に対を成すように所詮会社員役オーランド・ブルーム = 中堅スター2人の安定感ある絡みも楽しめる。キャスト順最後の"&"止めポジションなジャイモン・フンスーの父親役は安定。金持ち野郎もいて分かりやすいキャラ立ち。日産だからか、社内のオーリー後ろの画面とか一部除き"なんちゃって日本"は比較的鳴りを潜めていた印象。
P.S. "アイシールド21"小早川瀬那のように
"pretty damn good"
勝手に関連作品『ラッシュ/プライドと友情』『フォードvsフェラーリ』『トップガン マーヴェリック』『ロッキー』