「20年後にまた555に触れられたことが嬉しい。」仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインド こたーさんの映画レビュー(感想・評価)
20年後にまた555に触れられたことが嬉しい。
劇場に響き渡る「STANDING BY」を聞いただけで、テンションが上がらずにはいられない。TV版後のストーリー、BGM、キャストのベースはそのままに、新たなフォーム、ライダーを引っ提げてきた。
ストーリーの方は、色んな意味で驚きの連続だった。その展開はさすがに予想できない!ただ賛否分かれるような設定が多く、不満が飛び出すのも仕方ないなと思うような内容。(玲菜が○○○、草加が○○○…etc)
TVドラマ版の評価が高かっただけに、映画の完成度としてはやや悪いと感じやすい。
そして新たなライダー、ネクストファイズ・ネクストカイザ・ミューズについて。ガラケーからスマホにデバイスが変わり、変身〜戦闘シーンはおおっ!となること間違いなし。(不満点は後述)
「総評」
初見だと全く面白くないです。念のため。
子どもの頃に観ていたシリーズであり、懐かしさ満点。ガラケー→スマホに変わるほど年を経たが、とにかく制作陣が愛を持って、この作品を作ってくれたことが何より嬉しい。
まだの方は是非観て懐かしさと夢の続きを体感してほしい。
ーーーーーー以下ネタバレーーーーーー
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真理のオルフェノク化、巧と真理のカップル成立、からのオルフェノク同士の触手ラブシーン、玲菜のあっさりとした退場、草加と北崎の正体がアンドロイドだった…これは賛否両論待ったなし。
玲菜の変身を恥ずかしがるシーンは何か意味があるのかと思ったけど、ただのキャラ付けだったと。新たな草加ポジションとしての立ち位置は良かったですけどね。
それにしてもアンドロイドて。デバイスがスマホに変わったからかな?北崎相変わらず強くていいですね。でもドラゴンオルフェノクが見たかった。草加もオルフェノクだったとかだったら面白そう。
最後のファイズ通常フォーム、最高のファンサービス。代わりに新フォームはなんだったのか、ともなりましたが。ネクストカイザの登場もわりと終盤で影薄いし。
どうしてもドラマ版と劇場版1作目と比べてしまい、映画全体の評価としては星2.0ですが、思い出補正でプラス0.5しました。