「有矢の気持ち」野球ユーチューバー有矢 いまいち345さんの映画レビュー(感想・評価)
有矢の気持ち
草野球の重たさがないプレーやカメラ位置のせいか、野球のシーンでは3回ほど声を出してしまいそうになり、いつ声を出してしまうか心配しながら観ていました。
映画を観る時は、『この映画は何を伝えたいのかな?』と、いつも考えてしまいます。
ポスターにある【全ての野球人に捧げる応援歌】。この言葉は、【野球で出会った全ての人に感謝】と私には伝わってきます。だから、これだけ入り込める野球シーンを作り上げたのだと感じています。
映画が大谷さん目線で描かれていたせいか、有矢の気持ちになかなか入り込めませんでした。主演の気持ちが分からないもやもや感を、映画を観ている間ずっと感じていました。
でも、そんな演技だったのかもしれないなと今は思います。
発する言葉と気持ちが同じなのか違うのか。こちらが勝手に疑問を感じてしまうような若者を上手に演じていたと思います。
ちょっと成長した有矢目線での次回作が見たいと、エールを込めて大いに期待しています。
それと、HIPPYの曲は良かったです。映画と相まって、感動のエンディングでした。
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