「救命士へ捧ぐ」アスファルト・シティ 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
救命士へ捧ぐ
新人の救急救命士が、
コンビを組んだベテランの救命士とともに、
厳しい現実と向き合いながら、
一人前になっていく。
といったありきたりな成長物語にショーン・ペンが出ているはずがなく、
アスファルト・シティ、ニューヨークでは、
罵られ、感謝もされず、
支えてくれる家族もいない。
救うべき命、
救わない方がいい命。
人を救いたくて救命士になったのに、
逆のことをしてしまう。
心を壊し、
自ら命を絶つしかないのか。
救命士の自殺が増加している。
その数は殉職者の数を上回る。
救いようのないアスファルト・シティの現実。
せめてこの映画では、彼らを英雄(ヒーロー)と讃えよう
「ありがとう、あなたは命の恩人よ。」
2023年の作品。
キノフィルムさん、ありがとう。
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