「優しさに溢れた普遍性・・・」高野豆腐店の春 梵天丸さんの映画レビュー(感想・評価)
優しさに溢れた普遍性・・・
[日常のあるある]が程よく散りばめられていて、先の読める展開にどこか安心感を覚えます。
派手さはないけど、心地よい時間を与えてくれるとても素敵な作品。
藤竜也と麻生久美子の自然な掛け合いが絶妙で、何だかずっと見ていても飽きない感覚に引き寄せられました。
映画というのは脚本やカメラワークも大切な一方で、キャスティング次第でポテンシャルを拡げることもあるのですね。
時代に翻弄されてきた人たちの苦労話を織り交ぜながら普遍的な作品に仕上げています。
人に勧めたくなる優しい家族映画です。
コメントする