劇場公開日 2024年2月23日

「期待値との乖離が大きすぎて、とてももの足りなかった」ネクスト・ゴール・ウィンズ Jettさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0期待値との乖離が大きすぎて、とてももの足りなかった

2024年3月3日
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鑑賞方法:映画館

大筋としては失敗しない類の内容で、そこそこ楽しめはします

実話ベースのストーリー構築過程でうまくテーマアップできず、とっ散らかって終わっている中途半端な印象

世界最弱のサッカーチームをマイケル・ファスベンダーさん演じる一流の舞台から降ろされた鬼コーチが立て直すサクセスストーリーだけど、彼が来たからチームが立て直されていったという様な描写が弱く、超ご都合主義のチープな作品だった

タイカ・ワイティティ監督作品の中では一番観れた

同じようなノリの作品に名作の殿堂入りとなっている1993年の「クール・ランニング」があり、どうしても比べてしまうが、演出の力量の違いが際立ってしまい、作品の出来として雲泥の差になっているのは否めないと思います
勝手にそのレベルを期待していたので、そういう意味でとても物足りない作品でした

Jett