「男の友情?が芽生える不思議なお話」ペナルティループ もいさんの映画レビュー(感想・評価)
男の友情?が芽生える不思議なお話
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この映画を見た夜、奇妙な悪夢を見ました笑 ループものって夢にまで影響するくらい爪痕を残すんだなぁとびっくり。
若葉さんにしか出せない滑稽な空気感を要所要所で感じられて良かった。伊勢谷さんとの掛け合いも最高。
終始怖いかんじなのかなと思っていたけど、何とも奇妙で面白いお話でした。6月6日は結局何回来た…?途中まで数えてたのに、ストーリーに夢中になり数えるのを忘れてしまった。
恋人を殺された復讐から溝口を何度も殺しにかかる岩森。最初は殺伐と張り詰めた雰囲気だったけど、何回目からかはお互い仲良くなっちゃって、クスッと笑える2人の会話劇が楽しかった。
若葉さんがインタビューで「伊勢谷さんはずっと小学6年生みたいだった」って言ってたけど、役にもなんとなく現れてる気がした。
謎はたくさん残るがこの映画の場合は謎を残すくらいが心地いい。
・唯はどんな秘密を持っていて追われていたのか。
・最後に岩森が唯と対面した6月8日。あれは岩森がタイムループに入る前に「事前にお願いしていたこと」?(VRでもいいからもう一度会いたかったってこと?)
・ボーリング場で謎の男が吐き捨てた韓国語の意味は?(クソって言った後に평생(一生)なんちゃら…って聞こえた気が。あの男はペナルティループを生業として報酬を得ている?だとしたら岩森はお金を払ってループに同意したってことよね。)
など考えてしまった。
溝口が書いた木の絵、見たかったな〜。ものすごくド下手だったら笑ってしまうけどね笑 (伊勢谷さんなら超上手く書くだろう。)
あと、夙川アトムがあの声だったのか〜!ってエンドロールで気づきました。
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