「奇妙な関係」ペナルティループ Tama walkerさんの映画レビュー(感想・評価)
奇妙な関係
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確かに「ループ」だった。何度も同じことが繰り返されるので飽きそうになってくるが、そのうち若葉竜也と伊勢谷友介の関係が微妙に変化していく。殺し/殺される関係なのに、友人のような奇妙な関係がはぐくまれていき、ボーリングをしたりボートに乗ったり、思わず笑ってしまう展開に。(若葉竜也のボーリング、下手だったなあ!笑 演技大変だっただろう)
何度も繰り返して殺したいと思うほど憎んでいる相手でも、知り合ったら友だちになるような人間かも知れない、そしてこちらが知らなかった論理や背景があるのかも知れない、・・といった事がちょっと頭に浮かぶ。が、深いメッセージ性があるというわけではなく、コメディ半分の奇妙な味の映画。
久しぶりの伊勢谷友介、独特のダンディズム。格好良い。
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