「震感覚」ハウス・バウンド 赤ヒゲさんの映画レビュー(感想・評価)
震感覚
時々、ホラーなのに感動したり、怖いけど笑ってしまったりという作品に出会うと嬉しくなります。今作は、とにかく前半がつらいです。「何故、この映画を選んだんだっけ?」と疑問に思いながら観てたところ、後半からグイグイきました!心霊現象、猟奇的殺人、幻覚…何でもありですが、それらがうまく練り込まれた脚本が巧いです。意外な犯人に驚きましたが、ラストがよくわかりませんでした。笑っちゃうオチとして見ればいいのか、あるいは、すべて彼女の○○でした、という怖いオチだったのか。どっちにもとれるような気もして、なかなか興味深い作品でした。そうそう、「M3GAN/ミーガン」(23)のジェラルド・ジョンストン監督の長編デビュー作というので選んだのでした(笑)。
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