ボーはおそれているのレビュー・感想・評価
全272件中、241~260件目を表示
精神への拷問
精神への拷問約3時間なんだけど
私は楽しめた。映画って何をやっても良いんだ〜ってなる凄さ。
こうなったら怖い、こうなったら嫌だな、みたいな脅迫観念が全部来る感じなんだけど、それが着実にボーに全て実装されていっているから「ってゆう幻想だよね?」って何回思っても全部現実!
ってゆう頭おかしくなるつくり。ほんとにどうかしてる…
ブラックジョーク的なコメディでもあるけど、普通にヒッ!ってなるとこもあるし油断もできない上に、この不快感を観客に植え付ける為なんだろうけどテンポがめちゃくちゃ悪くてタダでさえ長い上映時間がさらに長く感じる。
アリ・アスターの前作ミッドサマーで大当たりした後だからきっとたくさんの人が観てくれるだろうと、やる気を出して自分のトラウマを映画を観た人に植え付けてやろう!ってゆう、やる気を感じた。
自分も母親に対するトラウマがあるタイプなので、なんだかんだアリアスターに共感してしまうので、今回もすごいな〜って感じで楽しかったです!
鬼才の体力、半端ねー❗️
雰囲気は期待以上。
現実にそこまでひどくはないはずだ、と半信半疑になるほど異様に治安が悪いのに、心理的にはやけにリアルに響いてくる不穏さ。
しかしながら、この鬼才と言われる作家の有り余る表現体力には、私の体力では着いていけなかった。
ハーフマラソン並みにきついレースなんだろう、との覚悟はあったけれど、実際のレースは30キロの青梅マラソン。
事前にイメージしていたレースプランよりも勝負どころが多く、前半の登り坂で体力のほとんどを使い切り、野外演劇のあたりからは、もう完走だけが目標で足を引き摺りながらなんとかゴールまで辿り着いた。
そんな感じでした。
この映画のテーマ性みたいなものは、受け手の経験や今ある環境によってかなり違ってくると思うけれど、母と子の相剋についての捉え方がなかなか難しい。
母親の過干渉の要因もそれほど単純ではないからだ。
溺愛からの独占欲や嫉妬、夫やその親との確執、ママ友内での序列…父性による抑制や回避(逃げ道)の効果が期待できない家庭環境、家族構成であれば、更に複雑でストレスフルな関係性にもなる。
なんて、言い訳するのはやめます。
正直、そうか、こういうことを言ってるのか❗️
という意味での理解はできませんでした。
粘り着いてくるような不穏な雰囲気か味わえたならそれでいい、と自分を納得させることができればとても見応えのある映画だし、でもちょっと長いよね、という方にはひとつの映画体験として経験値を上げることができました、ということでいかがでしょう?
癖強系狂気映画
何かとんでもない物を見てしまった!
軽い気持ちでブラックコメディ見るつもりが、蓋を開けてみたら変質者の頭の中を見させられてしまった。
そんな感覚。
アリ・アスター作品初めて見たけど、本気でイカれてるなこの人。凄い。
今の時点で言えることは、
とんでもなく刺激的な作品だという事。
ストーリーが全く読めないという事。
ホアキン・フェニックスのダメダメ演技が最高だっていう事。
って位かな。
ネタバレ喰らう前に見てほしいので、少しでも情報入れたくない人はここから先は読まずに劇場に行ってください。
神経症気味の主人公の主観視点で見せる作品なので、彼がいだく不安や妄想が自分ごとのように思えて没入感は中々なものでした。
とはいえ序盤の不謹慎すぎるギャグは声出して笑いましたけどねw
でもそんなこんなやってく間に全く別の作風になってズブズブとぬかるみにハマっていって、気がついた時にはもう後戻りできなくなっています。
何が現実で何が妄想かもあやふやになるサイコスリラーコメディ。
既存の映画で例えるの難しいけども、「時計じかけのオレンジ」や「未来世紀ブラジル」を見た後のような雰囲気もあるのかな。
特にビジュアル面ではキューブリック感のある構図も多用されていました。
独特のアニメーション表現もこだわっていて見応えあります。
ユダヤ人が常に抱いている潜在的恐怖を追体験できる映画としても価値ある作品かと思います。その恐怖の裏返しが今のガザ地区ですからね。
ユーモアとバイオレンス、セックス、ホラーにスピリチュアル。
あらゆる要素の詰まった狂気の3時間をぜひスクリーンでお楽しみください。
【全て個人的な感想】ネイティブ英語圏有利。コレは相性により評価真っ二つだと思う。個人的に俺には合わず 抽象的 散文的 冗長 意味わからない3時間だった。
俺の膀胱が 残りまだ1時間40分余した時点で 「早く終わらないの❓もうエンドロールでいいっしょ❓」
と申してました。でも この掲示板に集う民は是非観て❗️【保証はチトできない 人によるのです】
躊躇なく 将軍席から何人か飛び越えて脱出 トイレへ。ポップコーン🍿コンボの人居なくて良かった。
もはや 見逃した❓とかどうでもいい 厭世的気分になってた。ただただ苦痛 見るのが😵💫苦痛の映画シロウトジジイでした
トイレ行って、寧ろ いい気分転換だった。
結論から言うと本作は
アリ・アスター監督【銀座アスター行きたい❗️】の超名作or迷作品ミッドサマーより さらに深く or さらに浅く 作品。【どっちかは人による】
学校の遠足 エチケット袋【迂回表現】の生暖かいブツを捨てられないで抱えてる 感覚を俺の脳裏に深く深く❗️刻み込んだ 「ミッドサマー」
の方が単純な俺的には良かった。
とにかく 俺の本音は とっ散らかってる 思いつきの 散文的 作品で ひたすら苦痛 クラクラ😵💫する暇もないぐらい
【つながりに欠ける】なんじゃコレ作品。あくまで個人的感想ね❗️
とにかく 「客観が無くて主観のみ」は シロウト的にはムリ。
キネ旬の評価見てみたいわ
あっ❗️フォローしとくと 俺 ミッドサマーのパンフに似た小型特殊デザインの 有料🈶パンフ
端から端まで見たから 映画の主題 言いたいことは理屈で 事後的に理解しました。
そう言う意味では この有料パンフ🈶は存在意義がある❗️
しっかし、今日金曜日たまたま定時で帰れて いきなり観たから
もう、最初の20分くらいで 「早くエンドロール来ないかな🟰イヤイヤモード突入」
とにかく つながりに欠いて ぶっきらぼうな描写
そう、高度成長期生まれには背伸び 寺山修司の天井桟敷 唐十郎の状況劇場
の 前衛、アングラ的な もうビックリな 唐突な画面とセリフ
あっ❗️好きな人は好きかも❤️ ただし 好き嫌い分かれます
誰もが バスの🚌エチケット袋の生暖かいブツ を共有した 戦友感 の この作品監督の ミッドサマー
とは違い 映画ツウの人 映画読解力に長けた人 以外は やれやれ 3時間長かった お互い頑張った と言う違った意味の戦友感遠感じるかも作品 皆さん 24時間マラソン挑むつもりで 挑戦して❗️この掲示板常連の方は必須カモ🦆・・・
事前の無料リーフフライヤーとホームページ&予告編が秀逸で期待したがな❗️
エディプスコンプ【byフロイト】レックス ➕他人の偶然の行動を意図的に捉える パラノイア偏執
ホラー ダークコメディ スリラー❓期待してまうがな
あっ❗️本作を絶賛してた エマ・ストーンさんの最近作品 より エロ成分入ってます
故に R15➕か❓4部構成野演劇的 お母さん、お父さん がキーマンかもね
ホアキンさんは 気合い十分は感じたよ
全部 よくわからないのだけども 外科医夫婦と娘❓ とゲロ【言ってもうた】がよくわからなかった筆頭
初恋の人エレインの立ち位置もわからんがな キチンと 役名は 母親とか初恋の人とかつけて欲しいがな有料🈶パンフ
主人公の主観に感嘆できるかどうかは貴方の映画偏差値しだい
1998エドハリス【敢えて主人公も題名も言わない 知らない方が良い】を想起するかもしれませんが
【似て非なるもの 根本的に違う作品】なのでネタバレ無しよ❗️です。
あっ❗️俺 映画偏差値54くらい【堪え性が無いとも言う】だから ムリ目でした、申し訳ない
ハイレベルなツウの方 映画道を極めたい方は 避けては通れない必見の作品でございました。【最後はなぜか 岸朝子さん風】
ボーは何をおそれていたのか
いかれたベイビー
夢か現実か
嫌な気持ちで笑うしかない
おそれていたことが…全くハマらんかった
ボーの大冒険
今作ではボーの出自、10代、30-50代は描かれるが、普通の青春を描くメインとなる20代はすっぽ抜けており、ボーがどう生きていたかは最後まで理解できないまま終わっていく。
だからといって、この映画の楽しみが損なわれるわけではないが、残念な点だった。
まー最初からキテレツな街の住人で、妄想か精神内か定かではない映像でこっちをくぎ付けにさせる。物語として、薄いものになるのかと思いきや、後半にかけて、物語に傾き始めて、最後にはネタバラシまでかます。(ただこれが精神内で起こっている事象だったと考えるのが筋だとは思う。)
びっくりな映像が多くて、ホラーというよりもブラックユーモアで、最近の日本映画ならやっていることは「みなに幸あれ」と同方向のように思った。
3時間という長い時間ではあるが、全編に渡り画的に驚かす部分も多々あり、後半は急に物語重視になる。だけど、「ヘレディタリー/継承」と同じように屋根裏に行くとサプライズがあるというのは監督からのプレゼントだと思いたい。
なかなか良かったです。個人的にはミッドサマーより格段に面白い。
ただひたすらボーと観てた
想像を超える衝撃!!
アリ・アスターの思う壺
「みんな、どん底気分になればいいな」
なりました。気分悪〜。
主人公が次から次へと災難に見舞われる。
本人にとっては悲劇でも他から見れば喜劇。
普通は、こういうのは、笑わせて、最後にはほろっとしたり、小さな希望があったりして、終わるんだろうけど、全く普通じゃない。
笑わせようなんて思ってないんだろうし、突き放される。
繰り返し見ると、その度に面白さに気づくんだろうけど、何回も観たいような映画じゃない。観ないくせにソフト買って大事に取っておくような作品でもない。
でもなんか癖になるというか好きな人は好きなんだろうな。
エマ・ストーンに続いて、ホアキン・フェニックスが惜しげもなく裸体を晒して、まさに体当たりのはまり役。
(つい最近、ナポレオンだったのに。好きな俳優さんじゃないけど、良い俳優さんなんだな)
コメディだったのね
コレは妄想なのか?現実なのか?
「母性」と「ユダヤ」と「強迫神経症」と
A24プレゼンツのアリ・アスター監督作品というと「ミッドサマー」が思い浮かびますが、同作が世間的に話題なった割には個人的にあまりしっくりこない作品でした。それでも今回本作を観に行ったのは、主役がホアキン・フェニックスだったから。直近で観た「ナポレオン」は、物語の方はちょっと残念でしたが、ホアキン・フェニックスの演技は素晴らしかったし、何と言っても「ジョーカー」の時の驚愕の演技力が脳裏に焼き付いており、相当な期待と漠とした不安を抱いて本作を鑑賞しました。
結論から言うと、内容が盛りだくさんで、一筋縄では理解が難しい作品でした。そこでキーとなる要素をいくつかピックアップして、それぞれの観点から本作を振り返りたいと思います。
まず本作の物語の軸となっているのが、主役のボーが離れて暮らす母親に会いに行くというものなので、「母性」というものに焦点を当ててみます。ボーの母は物語終盤に姿を現しますが、一代で大企業を作り上げた敏腕経営者。ボーに対する愛情も勿論あるようですが、支配欲が強く、半ば従業員に対してパワハラ的に接するような態度でボーと接してきたようで、そんな母親を「ボーはおそれて」育った模様。一方父親が生きているのか死んでいるのか、何故いなくなったのかなども不明な状態で物語は進んで行きました。
こうした展開は、まさに母と息子の葛藤の物語な訳で、良くある物語と言えば良くある物語です。終盤になって母と息子が対峙する場面では、ボーが長年の葛藤を乗り越えて自立できるのかが焦点になります。一方で置き去りにされていた父親は、字義通りシンボル化されて天井裏に閉じ込められており、あえない最期を迎えることに。この辺り、父権の失墜と女権の隆盛と言う今の社会状況のメタファーと解することも可能なのかも知れませんが、ジェンダーギャップ指数が世界146か国中125位と、依然として男権が強い日本にいると、あまり響かない展開ではありました。
ただ母子の葛藤の物語を自分に当てはめて考えてみると、今や年老いてしまった我が母が、かつて強かった当時を思い起こすことになり、それなりに懐かしさを覚えたところです。まあ我が母はボーの母同様に意志強固ではありましたが、息子のセックスにまで口を挟まなかったので、その点ボーよりも遥かに幸運だったのでしょう。
続いてキーとなっていたのは「ユダヤ」ということ。アリ・アスター監督はユダヤ人なので、自らの出自となるユダヤ人の受難の歴史を、ボーに背負わせていたという解釈も可能でしょう。アパートの隣人から言われなき嫌がらせを受け、鍵を盗まれて自室を得体の知れない連中に乗っ取られるボー。この辺りの物語序盤の展開は、まさにユダヤ人の歴史と重なるもの。そして「約束の地」たる母の元に苦難の旅をするボーの姿も、彼らの歴史に重ね合わせて描かれていたように(勝手に)解釈したところです。
そして3つ目のキーが「強迫神経症」。本作は、とにかくボーが苛められ続けるというお話ですが、これらの受難はボーの強迫神経症と思しき症状から来る想像の産物だったと言っても良いかと思います。街にはヤバい奴が溢れている、外に出ると奴らに襲われるかも知れないという恐怖心は、特に治安の良くない場所に住んでいる人なら共有している感覚でしょうが、それが強くなり過ぎると何も出来なくなります。本作のボーはまさにそんな負のスパイラルに陥った状態でした。
そして「悪夢」の連鎖と言うべきか、こんなことが起こったら怖いなといった強迫観念が生まれた次の瞬間に、想像通りに最悪なことが発生する。誰しも「悪夢」を見ることはあると思いますが、それが延々と続くのですから、まさに「ボーはおそれている」となるのは当然でしょう。ただ実際にそれが起こったことなのか、ボーの心の裡にのみ起こったことなのかは、観た者の解釈次第でしょう。
余談ですが、昨年10月にガザ地区を支配するハマスの武力攻撃に端を発して、イスラエルとハマスとの間で紛争が続いています。緒戦ではハマスの奇襲が成功したものの、その後は圧倒的な戦力を持つイスラエルが反撃に転じており、それが行き過ぎてジェノサイドをしているのではないかという批判すら国際社会で起こっています。本作のアメリカ公開は2023年4月なので、今般のパレスチナ紛争より前に創られている訳ですが、本作の最終盤にボーが「最後の審判」を受ける際に、自分が飼っている魚には餌をやるのに、貧しいホームレスは拒絶するどころか(偶然にも)痛めつける結果となったことなどの罪状で裁かれてしまいます。アリ・アスター監督が今回のパレスチナ紛争を予見していた訳ではないでしょうが、第三者的に観るとボーの運命は中々に暗示的だったと感じたところでした。
以上、いくつかのキーワードで本作を振り返ってきましたが、それが正解なのか不正解なのかは勿論分かりません。ただ様々な切り口で自分の置かれた状況と異なる世界を描いた作品であり、正直然程には感情移入できなかったというのが正直な感想です。
あと物語の展開とは別に、期待していたホアキン・フェニックスの演技は期待通り。不安に苛まれつつ都会で暮らすボー、そして艱難辛苦を掻い潜って母の元に旅するボーの姿を、悲劇的でありつつもどこか喜劇的に演じた姿は、流石だと思わずにいられませんでした。
そんな訳で本作の評価は★3.5とします。
終始意味不明を貫き通した創造美?
ホアキンのビジュアルだけを信じて観賞しましたが、それはそれで間違っていないとは思いました。ただ、内容があまりに雑多で、率直に戸惑うところが多すぎる印象でした。
ミッドサマーを見たとき、確かにあのイメージや装飾的な映像をもっとと思ったし、あんなひどい内容(←あくまで個人的な感想)を見せられるくらいだったらもっとあの美的感覚を見せてほしいなんて思ったりもしましたが、あそこまで自由気ままなイマジネーションの連なりを見せられると、嫌気を感じてしまう・・・というか3時間というのはさすがに苦痛です。この半分でまとめてくれたら、たとえ意味不明でも全く印象が違ったような気がしますが、そんな意味不明なことを言っても仕方がないので、あくまでこの3時間もある大作はミッドサマーとはまた違った苦行といった感じでした。
かといってオチをつけてーなんて言えるような作品でもないし・・・それなりに楽しめるし見応えはもちろんあるので、単に面白くなかったと済ませていいのかも─としばらくあれこれ作品を思い返してみて、そう思うに至りました。もっと深く追求すればかなり面白いのかもと思わなくはないのですけど、疲れます。これを深ぼりするのは嫌だなぁ
一発一中家系
シャンデリアが落下して頭が飛び散り死亡した母親の葬儀に向かう40代後半のメンヘラ男の話。
数ヶ月ぶりに実家に帰ろうとしたら鍵と鞄を盗まれて、仕方なく翌日チケットを取ろうと思ったらカードが使えず、母親に電話をしたら…。
セラピストのカウンセリングに始まって、アパートの外は既にヤク中みたいな奴らが蠢く治安の悪いカオスな状態だし、裸で飛び出した件なんかはバリバリコメディ!?
葬儀に向かう展開になってはいくけれど、そもそもから何が夢で何が現実というよりも全てが幻視の様で、夢をみる幻視をみている夢という感じなのかな?
ダラダラ長々何をみせられてんだかの繰り返しで飽きてくるし、ボートの件でツメられるところを見るに、葉っぱから実家着までのものはいらないってこと?
最後も良くわからない落とし方で全然締まらず、何かあるのか勿体つけた様な見せ方のエンドクレジットの最中も後も何もなし。
メンヘラ男の母親との確執とかトラウマとか罪悪感とか、そんな男にしてしまった母親の驚異とか、そんなものってことですかね?
コメディとしてみても苦笑もののネタぐらいしかないし主人公はアラフィフですよね?いやー長いよ…。
全272件中、241~260件目を表示