「恐れていた事が起こった。」ボーはおそれている 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
恐れていた事が起こった。
訳分からなくて置いてかれたまま3時間はキツいなぁと
恐れていたら、
まさにそれが起こった。
アリ・アスター監督との相性がどうも悪い。
不安症が行きすぎてファンタジーの中の虚言の中で
生きてるだけの話かと思ってたら、
現実とファンタジーの間を生きて自分を必死に守ってる
男の話と解釈して良いのだろうか?
訳分からないのだけど、
誰にだって不安はあるし、
その場から動けなくなる感じは分かるし、
母親への強烈過ぎるこれはなんと言うのだろう
愛情、尊敬だけではない物凄く大きな存在と
自分がやりたい事は母親への裏切りになるのではないか?
と言う感情は小さい頃にはあった気がする。
ほとんどの人はそこを母親なんて大した事ねぇやとか、
その時の欲が勝ったりして忘れて行くのだけど、
ボーみたいにそれが決まり事のようになって
自分を縛ってしまったら
こうなっても仕方ないのかなと同情しました。
子どもがいるので、ある程度自分で決めさせなければと
思いました。
いつまでも甘えさせたらダメだなど。
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