「相変わらず…」ボーはおそれている リバーさんの映画レビュー(感想・評価)
相変わらず…
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3時間という昨今では珍しく長い上にアクションでもないため観客が飽きないのかと観る前は不安に思っていたが、そろそろ飽きがくるかなという頃に場面が大きく変わるを何度か繰り返し、その度に結末でのタネ明かしというか全てが最後には分かるのだろうという気持ちにさせてずっと興味関心を引き続けるようにできていたのがさすがというか感心した。
そしてその状態で3時間見続けた結果、結局ワケが分からないまま終わった。
アリ・アスター監督はミッド・サマーもよく分からなかったけど今作はさらになにを描きたいのかなにを伝えたいのか全く分からなかった…
発達障害の人を社会がどう受け止めていくべきかを描いているのか?なんなのか?
ただホアキン・フェニックスの演技はやはり凄かった。
ジョーカーよりも自然で本当にこういう人いるよな、という感じがとても上手い。
ホアキンの演技を見るために観た映画と思えば、3時間ずっと何を観せられていたんだろうという虚無感も少しだけマシになる。
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