劇場公開日 2024年2月16日

  • 予告編を見る

「期待度◎鑑賞後の満足度○ 映画館という非日常空間でのみ成立する様な映画。ボーの抱える存在への不安に共振出来ないと訳分かんない映画。白昼夢(昼日中の妄想)、夢の中の夢を映画にするとこうなるのかな。」ボーはおそれている もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0期待度◎鑑賞後の満足度○ 映画館という非日常空間でのみ成立する様な映画。ボーの抱える存在への不安に共振出来ないと訳分かんない映画。白昼夢(昼日中の妄想)、夢の中の夢を映画にするとこうなるのかな。

2024年2月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

①長く脳裏に残るだろう映画体験だし、こんな映画にはそうそう出逢えないだろうけど、傑作というより怪作と言った方がよろしい。

②私、本当に昼日中に妄想を観た(というか体験した)経験があるし、”夢の中で夢を見ていると分かっていて覚めた…と思ったらまた違う夢の中だったという”二重・三重の夢(良い夢・悪夢両方)も結構よく見るし、夢の中ってトンチンカンなのにその中では妙に納得してるとか、そういう人間なので、「なんじゃコレ」というより「そういう映画なんだろな」というのが鑑賞後の感想。
だから意味とか求めるより”体験“する映画なんだろう。

③どこに話が転がっていくのか分からないし、「何で?こうなる」というシーンも多いが、身を任せるしかないのも正に夢みたいだし、大体冒頭から既にマトモな世界じゃない。
“あんな可笑しな街ってある?”、“あるとして住む必要ある?”“大実業家の息子なのに何故あんな生活しか出来ない(大体何の仕事をしているかも分からない)”、

もーさん