「ユダヤ教の文脈で読み解くのか」ボーはおそれている ばとーさんの映画レビュー(感想・評価)
ユダヤ教の文脈で読み解くのか
劇場予告編と公式あらすじでこちらが想像しているストーリー展開が、常に想定のナナメ上に進んでいくトンデモナイ映画。いったい何を観せられているのかという感じ。
とにかくシュールでブラックなギャグが満載の不条理コメディで楽しめた。
H.フェニックスが見せる当惑顔は、R.ニーソンの困った顔と双璧か。
と、表層的に鑑賞していたが後日、町山智浩氏が監督インタビューを踏まえてユダヤ教の文脈で読み解く解説をされていて(YouTubeの「町山智浩の映画特電」)意味不明だったいろいろな箇所が腑に落ちた。
とは言え、林家三平の小噺みたく「いまの噺は何が面白いかというと...」みたいな解説が必要な映画はちょっと面倒。
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