死霊のはらわた ライジングのレビュー・感想・評価
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お約束は通用しません
恥ずかしながら「死霊のはらわた」シリーズ初見。演技派女優リリー・サリバンが主演という事で鑑賞しました。ホラー映画ってお約束があるじゃないですか?ソレが、全く通用しません笑 ちょっとネタバレになってしまうのですが「いや、お前死ぬんかい」「解決方法ないんかい」最終的には「あれ?お前、彼岸島に出てたよな?」てな感じです。これ、難クセでは無く評価してます。必見!
また新しい「死霊のはらわた」に驚愕する!
水面を這うように移動するカメラワークから始まる。「死霊のはらわた」のお約束を周到してると思ったんだけど、ドローンでは、何か違うんだよな。
人里離れた山小屋みたいなところで、再び悪魔?に襲われる若者達!
突然画面が変わって、1日前と表示される。
雰囲気、状況は一変し、街中のボロアパートで3人の子供と暮らす母子家庭の姉のもとへ、妹が訪ねてくる場面へと移る。
一体、何を見せられているんだと、チンプンカンプンでいたら、地震が発生し、地表に開いた穴の中から、お馴染みの“死者の書“が登場する。
何も解らないまま復活の呪文?を発動してしまい、母親が悪魔?に取り憑かれてしまった。
もう、ここからは怒涛の展開!「死霊のはらわた」ワールド全開で、見るも無惨なオドロオドロしい場面が展開し、母が、娘が、家族を襲いまくる。
全身、血塗れで、役者さんも大変だろうなと同情してしまった。
【ネタバレ】
昔のハリウッド映画は、ホラーにしろ、パニックものにしろ、子供は助かるってのが定番だったんで、見ている方も安心していたんだけど、何年か前からそれがなくなった。子供にも容赦無く、平気で首チョンパするような作品もあった。
本作品も末娘は、血塗れになりながらもなんとか助かるんだけど、母親、兄、姉があんな姿になるのを間近に見て、トラウマにならないかと心配してしまう。ホラー大好きオヤジは凄惨な場面が大好物なんだけど、相手が子供であったり、子供が被害に逢うのは少し気が退けるような今日この頃です。
本作品は、オープニングの惨劇の前日譚がメインとなる造りをしていた。これ、なかなか面白いよな。ラストが最初に繋がる・・・
えっ?結局、なにも解決してないじゃん!
死霊復活!
原題
Evil Dead Rise
感想
製作総指揮サム•ライミ&ブルース•キャンベル
死霊のはらわたシリーズの正統続編でロサンゼルスを舞台に死霊軍団VS人間たちの戦慄ノンストップバトルアクションホラー!
お馴染みの山小屋から始まったかと思うと1日前に戻りロサンゼルスのボロマンションでの惨劇の始まりへ!
今回も血、グロ、ゴア描写が安定してます。エレベーターからの血の量が凄かったです!
前作の方が痛々しい描写はあったのかなと。
個人的にはすりおろし脹脛が一番嫌でした笑
エリーが取り憑かれてからが不気味で怖かったです。
玄関覗き目の越しの殺戮はワクワクしました!
ラストは合体した異形の物が…笑
お馴染みのチェーンソーと粉砕機は定番ですね笑
血と肉片の雨が降るぞー笑
※おなかの中のキモい虫を殺さなきゃ
死霊の棲む血だまりのアパート
サム・ライミが描いた禁断の“死者の書”。
その封印が再び解かれる…。
これまでライミによるオリジナル3部作、2013年のリメイク作、2015年にはTVシリーズが作られてきたが、本作は本作だけの独立。
シリーズを見てなくても見れる(シリーズのファンにとってはオマージュやネタ満載だとか)、現代リブート。
その一番の特徴は、シリーズに特別詳しくない私でも一目瞭然。舞台設定。
人里離れた山小屋から、LAの古アパートに。
山奥の小屋という不気味さは勿論だが、ほとんどアパートの一室という密室スリラーの要素を加味。
除き穴からのショット、ダクトを通って部屋に侵入、クライマックスのエレベーターから…などアパートならではの特性を活かした見せ場を設け抜かりなし。
ある夜、LAを突如地震が発生。
その地震によってアパートの地下に陥没穴が…。
その穴から見つかったいずれも古ぼけた写真、レコード、ある本…。
本を開き、レコードを掛けた事で…。
“血劇”の幕が開く…。
アパートに閉じ込められ、解き放たれた死霊の餌食になる人々。
シングルマザーのエリーと3人の子供、長男ダニー、長女ブリジット、次女キャシー。
ある理由からエリーを訪ねてきた妹のベス。
エリーが死霊に取り憑かれ、家族を襲う。
邪悪な存在になってしまった母親と、それを信じられない/受け入れられない子供たち。
ベスが訪ねてきた理由。未婚で妊娠し、その相談。惨劇に出くわす事になり、お腹の子を守れるか。
甥姪たちにも魔の手が…。守りきる事が出来るか。
話自体は単純であってないようなものだが、必要最低限の設定は用意。寧ろ、これだけで充分。
その分、本作最大の見せ場に全力投入。
もうとにかく、これでもか!ってくらいの、血!グロ!ゴア!残酷描写の連打。
本当に絶対に!くれぐれも!コレ系が苦手な人は見ないで下さい。
死霊に取り憑かれ、眼球や肌の色が変わる不気味なショッキング描写。
死霊が口から吐く大量の嘔吐物。
ナイフが身体や腕に突き刺さる。ガラスを飲み込む。痛々しい描写。
死霊の襲撃。目玉を食いちぎり、身体を引き裂き…。
子供に被害は及ばない…なんて安心するなかれ。さすがR18ホラー、子供にも容赦なく。
圧巻は血のエレベーター。かの『シャイニング』の血の濁流を彷彿。(と言うか、完全なるオマージュでしょう)
クライマックスはまさかのフュージョン! 死霊のおぞましい異形。
おっ、こんな所にチェーンソーや粉砕機が。血の終幕を飾るのに使わない手はないね。
シャワーか雨の如く辺り一面飛び散る血!肉片!血!肉片!
リメイク版も痛々しさと残酷描写に容赦なしだったが、本作も負けていない。…いや、以上かも。
ドラマ性やテーマ性などエレベイテッド・ホラーの要素一切ナシ。とことんの恐怖演出や残酷描写には天晴れなほど。
リメイク版もそうだが、またまたライミの抜擢で、新鋭ホラー監督登場。
ベス役リリー・サリヴァンのタフな魅力と熱演、エリー役アリッサ・サザーランドの怪演、子役たちも奮闘。
レコードの声はシリーズお馴染みのあの人!
オリジナルのようなブラックユーモアはなく、リメイク版と同様のシリアス作風だが、出し惜しみナシの強烈グロゴア描写がある意味ブラックユーモアのようなもの。
『スクリーム6』に続き全米でヒットした極上ホラーがまたしても日本未公開…。本作、音響設備の整った劇場で観てれば恐怖もインパクトも凄かったんだろうなぁ…。
ラスト、一応死霊は退治。
あるアパートで人知れず起きた恐怖の血劇は幕を閉じたかに思えたが…。
本作の開幕シーンはお馴染み山奥の小屋での惨劇。湖から浮かび上がった死霊の背景に、堂々と“EVIL DEAD RISE”のタイトル!
そして所変わって、本筋。“一日前”。
そう、このアパートの血劇から、死霊はすでに“ライジング”していたのだ…!
グログロで良かったよ
スマイルと2本続けて見ましたけど断然こっちの方が良かったですよ
しかしながら、過去作にはあった死霊を撃退するためのアレコレが無いのはちょっといただけなかったです。正統続編?をうたってるなら尚更
しかしながら、過去作の森でも今回のマンションでも絶望感は凄かった、もういっそ俺もそっち側に入れてくれ…
最近見たホラーでは一番良かった
最近見たホラーでは一番良かった。
パート2とリメイクはイマイチだったけどこれは一番良かった。
パート3は一番好きだけど果たして死霊のはらわたと言っていいのかかなり疑問だけど😅
今作は結構1作目に近い感じで出来上がってた。
90分くらいで最初から悪魔が出てきてスピード感あって退屈させなかったな。
このシリーズってホラーアクションなので結構他のホラーと違って
ただ子供が3人も居たのでちょっと可哀想😭
末っ子肝が座りすぎだったけど。。
ただ、最近の?というかホラー全般に言えることだけど、残虐性とか血みどろ、グロテスクは合ってもいいのだけど、やっぱりストーリーとか演出で盛り上げて欲しいかな。過激な描写って見慣れちゃうから。そういうホラーはすごく少ないと思う。
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