「結果、家族のお話」愛にイナズマ TAICHIさんの映画レビュー(感想・評価)
結果、家族のお話
あらすじを言ってしまうと
結構、ありがち。
親の病気をキッカケに
疎遠だった家族(兄妹)が再会する話。
でも前半はぜんぜん別で、
作りたい映画のために
奔走する花子の話。
しかも撮りたいモノが独特というか
周りに受け入れてもらえない。
ココの
原、荒川コンビが
めちゃくちゃ腹立つ!
席立とうかと思った。
(特に荒川!)
で、映画がダメになって
実家に帰ってから様相が変わってくる。
結局、花子は
母親の事が分からないから
モヤモヤが溜まっていて
それを吐き出したいだけで
(そう言ってた)
ちゃんと一本作品完成させて
一人前の映画監督に、
とか言うわけではなかった。
(でも映画監督ではあり続けたい)
つまり前半は、
「こういう過酷な事があったから
帰って来たんだよ
って事を表してるに過ぎない」
と思った。
過去のいろんな事情が分かって
ちゃんと納得できて、
則夫さんの海鮮料理屋で、
「やっぱ許せない!」って
みんな揃って戻っていくところ、
やっぱり似たもの家族なんだなぁ
って感じ、
父のことも母のことも
許したというか
わかってあげられたんだろうなぁ。
終わりかたは凄く爽やかで
いい感じです!
サブスクとかで見るなら
前半、早送りかなぁ。
でもそのギャップが
最後の良さに繋がってるのかも。
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