劇場公開日 2023年12月22日

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PERFECT DAYSのレビュー・感想・評価

全775件中、281~300件目を表示

4.0不思議な作品

2024年2月7日
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昭和の懐かしいアナログ生活をする1人の男性のルーティーン化した暮らしの風景を淡々と繰り返し描いた作品で、特に盛り上がるところもなく、変化のないままに繰り返されるストーリーなのに最後まで観てしまう作品

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卵かけご飯

4.0予想通りの良作!

2024年2月7日
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鑑賞方法:映画館

期待を超えはしなかったけど裏切られることもなかった。
アオイヤマダさん、麻生祐未さん、良かった。あと、トイレで質問する黒人の女性の方。
もちろん役所広司さんは言わずもがな。あと、田中泯さん流石!
若い人には少し退屈に感じる映画かも知れませんが。
私には『観て良かった』と思える映画でした。

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パンナコッタ

5.0分かる。それだけでも生きる活力になるよね。

2024年2月7日
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木漏れ日
思わぬ楽しみ
風の音
生きる活力はお金でも環境でもなく
心を満たす最小のものを発見することから生まれるのではなかろうか

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ドンテヌン

4.0同じ日なんてない

2024年2月7日
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鑑賞方法:映画館

仕事の日には時計を持たず、休みの日には腕時計をして出掛ける主人公。
仕事は定まった所作があるから時計はいらないのかなぁ。
型にはまったような毎日にも、必ず変化はある。決まっているから変化に気付けることもあるんだろう。

寡黙な主人公の心情を歌が代弁しているんだと感じたが、リスニング力がなくて、歌詞がごく一部しか聞き取れない。そこは英語字幕でいいので、欲しかったなあ。

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まみぃ

3.5虚無の目をしたOL

2024年2月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

役所さん演じる平山のルーティーンの中に表情のない私も映っているような気がした。彼の幸せの一旦に触れることができて正に木漏れ日のように美しい表現が多々、役所さんの微笑みにじわりと心が揺れました。
文学的に言葉に出来ないが、海外の方に評価される理由は分かる気がします。

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月子

4.0良作

2024年2月6日
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鑑賞方法:映画館

人生とは幸せとは何かを考えさせる映画でした。好きな所は姪っ子さんが出てきた所で2人で銭湯に行くのが良かったですね。彼女が透明感があって素敵でした。後、あんなカラフルなトイレが普及したらいいなと思いました。人におすすめ出来るいい映画だと思います。

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ユウジーニョ

2.0家族で見ないほうが良い

2024年2月6日
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鑑賞方法:映画館

マジで意味わからん。4人家族で見たら8000円ドブに捨てるようなもの。暇な60歳過ぎの年寄りが見る映画。集中できなくて終盤に時計を気にする人が多数。アカデミー賞に選ばれる理由不明。ジブリの君たちはどう生きるかも意味不明だった。

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人間四角

4.0世界は1つではない

2024年2月6日
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鑑賞方法:映画館

知的

ほとんどセリフがなく前半は進みます。
幾つもの伏線がありながらも、回収されるのはわずか。あくまで、主人公から見た世界を描き切ります。
この世の世界は一つではない、交わらない世界もあるということか。

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おっけ

3.0評判ほど、、、

2024年2月6日
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鑑賞方法:映画館

期待値を高く設定しすぎたか、あまり何とも思わない映画だった。

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ino

2.5好きだし嫌いな映画

2024年2月6日
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ショーペンハウアーの「幸福について」を体現するような生活。生き様。

アパートの鍵をしめないのは、物に固執していないから。

他人とかかわらなくても、自分を楽しむことができる。写真などの創作活動もして人生の軌跡も残す。快楽もないが苦痛もない。

故に、自分は幸せである。
でも、何もわからずに多分このまま終わってゆく(死んでゆく)。

それでいいんだろうな、いいと思うことにしよう。そんな日々。

ラストシーン。平山は自分のことをきっとこう思っている。

私は優しい、思慮深く、幸せもので、どちらかというとモテて、繊細で、器用で、孤独を愛し、感性も豊かな人間だ。

と同時に、稚拙で、臆病で、短気で、インポで、短小で、甲斐性がなく、不器用で、寂しがりやな人間だ。

幸せだ、いや情けない人生だ。いや他人より幸せだ、優越感、いや劣等感か。。。

自己嫌悪=自己陶酔。全部まとめて自分。矛盾だらけが普通の人間。幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなんだ。

鑑賞後のいま、本作は素晴らしく美しい映画だなという思いと、平山はあまり好きではないなという、混沌におります。

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ロンゲスト

4.0古書店のおばちゃんが好き

2024年2月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

 私には東京の美しさはわからない。日本人の中にも酷い人間はいるし、汚い風景も隠れてる。けれど、寡黙な男平山の日常に差す緑葉の木漏れ日や人々の喧噪、窓の色、ページをめくる摩擦音、そこに紛れるラジカセの音楽、全てが彼にとって愛おしい日常なんだということが伝わってきました。
 私は小説が好きなので、古書店のおばちゃんの一語一句が毎回面白くて好きだった。パトリシア・ハウスミスは私も読んだことがあったので、「不安と恐怖は違う」というニュアンスの言葉に、確かに…とたったそれだけで共感めいた喜びが湧き上がってきた。いつもの人と店がいつまであるかわからないけれど、きっとその記憶は美しい思い出として残っていく。
 役所広司さんだからこそ表情で魅せる演技、睡眠時のモノクロの継ぎ接ぎ、トイレでの顔の知らないゲーム相手に想像力が刺激された。あと、清掃員の助っ人女性(安藤玉恵さん)がプロフェッショナル感がでててかっこよかった。幸田文さんの「木」も読んでみたいなぁ。

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ふたり映画

5.0超!余韻が残る映画でした!

2024年2月5日
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鑑賞方法:映画館

凄く感じるものが多い映画でした。
まず日本の日常を非常にうまく切り取ってあることにビックリしました。まだ夜明け前の街を歩く学生服に身を包んだ女の子、子供のことで頭がいっぱいになってる礼を失した女性、まだ息づいてる下町文化etc…。何でジム・ベンダースがこんなに日本に精通してるのか、パンフレット買って確認しようと思っ出たんですが、、、パンフレット買うの忘れた。そして日本の清潔なトイレ文化も上手く捉えられています。
ささやかだけど満ち足りた生活を送る平山は仕事前に、いつも夜明けの空を見上げて笑顔になります。溜まらんな〜。私なんか出勤前は、いつも死んだような表情をしてるので、空を見上げて笑顔になるなんて経験、少なくともここ数年は無いですね(笑)
登場人物の背景は平山を筆頭に細部まで描かれません。でも上手く匂わせる。だから私達は、それを手掛かりにちょっと想像する余地があります。三浦友和の「何も分からないまま終わるんだな…」と言う呟きの重さに思わず「フー」とため息が出てしまいましたが、それに対して自分は「確かめてみましょう」と声をかけられるか?「影踏みしましょう」と声を掛けらるか? 自分のキャラじゃないと自覚しつつもそう言う人に憧れますよねー。結構そう言う人多いんじゃないでしょうか。だから朝、空を見上げて微笑む事と相まって平山の人間性が良く表れてる気がしたし、ちょっと羨ましいと思ってしまいました。
そしてキャスティングでも存分に楽しませてくれましたね。
「え!これ石川さゆりじゃね?」
石川さゆりだった。
「え!これ吉田類じゃね?」
吉田類じゃなかった汗(あがた森魚だった)
他にも研ナオコや片桐はいりや、他にも挙げきれない程、意外な人が意外な所で。そこら辺も存分に楽しめる映画でした。ジムベンダースのネームバリューが成せるわざでしょうか?とても満足できた映画でした。

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HAL-9000

5.0おばさんの心にしみた

2024年2月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

映画館を出たら冷たい雨
雨も悪くないな〜、
いいもんだな〜と思えた。
この作品に出会えて良かった。
ありがとうございます。

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アネモネ子

5.0劇場に3回足を運びました。

2024年2月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

久々に何度も劇場に足を運ぶ作品に出会いました。
10代の方や底の浅い生き方をしてる人には何も響かないかも。自分も深い経験を積んでるとは言いませんが若い頃だとどうだったのかなとは思います。
それでもきっと20代の方でも思慮深い生き方をして来た人なら響くでしょう。

見る度に角度を変えて堪能する事が出来ました。
主人公平山の変化を嫌い毎日を淡々と生きて行く姿。その中にも葛藤があり人間誰もが平凡でありたくとも何かしらアクシデントがありそれに向き合い生きて行く。人生を考えさせられる時間を過ごす事ができる作品でした。

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アントンダイナ

4.0なんだか良いな

2024年2月4日
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幸せ

無口って良いな
音楽って良いな
役所広司って良いな
笑顔って良いな

生きてるって良いな

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Mikikar

4.0#02 すべてがパーフェクトじゃないけど

2024年2月4日
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『101回目のプロポーズ』みたいに同じ日を何度も繰り返すみたいな映画。

実は普通の人間はそんな日々を送っていて、その中で小さな幸せを見つけるために生きているのかもしれないと気付かされる映画。

役所広司さんのセリフの多さで相手との距離感がわかる。

富山に来て観た映画の中で1番座席が埋まってた映画。

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chicarica

4.0美しいものは絶望を遠ざける

Kさん
2024年2月4日
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15年以上前に読んだ子育ての本に「美しいものは絶望を遠ざける」という言葉があり、ずっと覚えていたのだが、まさにそれを体現したような作品であった。心に染みる音楽を聴き、空を見上げ木漏れ日に目を細め、生きる力を回復させる。作品に映画らしいスペクタクルはないが、ないことに徹するのもまた映画であろうと思った。
物語の舞台として東京の最新鋭の公共トイレが次々と登場し、これはトイレの宣伝なのかと思いながら観ていたが、本当に東京の公共トイレを刷新するプロジェクトが発端となっているとのことで、その意外な繋がりがまた面白いと思った。主人公が日々掃除するトイレがこれほどスタイリッシュでなければ、物語はこうも美しくはならなかったはずで、綺麗な公共トイレは世界を救ってくれる気がした。

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K

4.5時に涙ぐみ、薄笑いもある日常、それと背景、孤独

2024年2月4日
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笑える

知的

難しい

不思議と退屈せずに淡々と観れる映画でした。60〜70年代の洋楽ファンならさらに楽しめるでしょう。キャストも端々まで豪華な布陣です。
あと、日本の衛生的な面や治安の良さなどが外国人ならではの視点でクローズアップされているとも思いました。
内容としては、これが幸せなのか不幸なのか観ていても考えてもわからない感じですが、一人でもなにかに繋ぎ止められて生きている様は「パーフェクトデイズ」なのかもしれません。
You're going to reap just what you sow
自分で蒔いたものを君は収穫するだろう

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うら

4.5ヴェンダース著「孤独のすすめ」

2024年2月3日
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ヴェンダース著「孤独のすすめ」と言った印象。
ほぼ何のドラマもなく台詞もほとんど無いただ老年の男のルーティンが丁寧に描かれる
必要最低限の事以外何も語られず音楽も無駄に足さない
しかしスタンダード画格の映像の画の切り取りだけが抜群に美しく雄弁に物語る映画
男は木の葉の光と影を見続けているのだ、誰にも知られずに…
時代と逆行する様でありながらも現代の本質をついてる気がしましたとてもいい映画です。

ロールで退席しない様に…

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azuma

5.0日々訪れる小さな喜びを積み重ねる幸福

2024年2月3日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

あんなにセリフが少ない映像の中でも、表情や動きで表現出来る役所広司さんが何とも素敵です。淡々とした日常の繰り返しの中で、自分の仕事であるトイレの清掃を黙々と丁寧に務める平山さん。そんな何の面白味も無いような日常でも、小さな喜びはいくつも存在します。木々を眺め写真に収めたり、迷子の少年との一瞬の出会い。同僚の幼なじみや女友達との出来事。仕事終わりの一杯。なじみの飲み屋のママの元旦那さまとの会話など。そして姪っ子ニコが家出したことからの日々と、ニコの母である自分の妹との再会。何でもないような出来事の中にも小さな喜びはたくさん有る。そして辛く悲しい出来事の中にだって隙間から射し込む光がきっと有る。そんなささやかな喜びを見い出し日々を生きる事の幸せ。それが今の最高の日々の送り方。そんなことをこの作品から感じ、教えてもらいました。麻生祐未さんの妹との会話で「ホントにトイレの掃除やってるの?」。きっと平山さんはそれまでとは全く違う生き方を今はしているのだろうな?そして今の日々がきっと大好きなんだろうな?そんなことを考えました。別れ際妹を抱きしめた後の平山さんの涙は、心ならずも疎遠になってしまった家族への溢れる想いだったかな。素敵な映画でした。

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たつのこ
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