劇場公開日 2023年12月22日

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PERFECT DAYSのレビュー・感想・評価

全884件中、361~380件目を表示

5.0知足按分

2024年1月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

無辜の民が淡々とした日常を積み重ねる日々の中にこそ価値があることを示した作品。
役所広司の演じる主役と同様に、作品自体もバックグラウンドを説明的に語ることはない。
そのことにより鑑賞する私たちにさまざまな物語を想起させる。自らの人生、事情を投影する鏡のような作品。
そこには承認欲求や他者批判による自己肯定の欺瞞もない。
素晴らしい映画である。

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まー

4.5平山の寡黙

2024年1月18日
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泣ける

楽しい

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Mr.C.B.2

5.0日常の素晴らしさ

2024年1月18日
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monkey cruse

4.0初めて映画で2回目行きました!

2024年1月18日
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役所さんの表情が、たまんない!なんか、この映画の世界観に引き込まれる!内容は?なとこあるけど、こう言う映画は初めて!自分的にはPERFECT DAYSショックです!ストロングスタイル一番😊

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ストロングスタイル

4.0彼が毎日買う缶コーヒーは微糖なのか無糖なのか?

2024年1月18日
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ゾンビ2

4.5神は細部に宿る、という生き方

2024年1月17日
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私たちにとって「完璧な日」とは?職場で昇進する、恋が成就する、欲しかった物が手に入る…それは大抵、何か特別なことが起こった単体の「一日」として想像されるだろう。しかしこの映画のタイトルは違う。PERFECT DAYS、それは複数形の「完璧な日々」を意味している。
トイレ清掃員の平山の生活は、一見単調でつまらない。毎日同じ場所で同じ業務をひとり繰り返し、低給独身ゆえの慎ましい生活を送るだけ。そんな彼に憐れみの目を向ける人も少なくない。
しかし、彼の目を通した世界は変化と刺激に溢れている。車で流すレコード、公園の四季模様、街中の人間模様、毎晩のお供の小説、そうした些細なことに彼は心を注いでいるから。映画の最後、「木漏れ日」という日本語特有の表現が紹介される。太陽から木の葉を通して地面に映し出される光と影は、絶え間ないダンスを続け、二度と同じ文様を見せることはない。世界とは、実はそれほどまでに贅沢で底知れないものだ。しかし、私たちはいつしかそれから目を背け、数字とスクリーンを凝視するだけになってしまっていたのではないか。
作中では様々なヒューマンドラマが差し挟まるものの、どれも曖昧に流されていく。起承転結もなければ、伏線と思われたものが回収されることもない。しかし、実際人生で遭遇する物事なんて大抵はよく分からないまま過ぎ去っていくものだ。そんなところも含めて、革新的なほどに「平凡」を極めた内容の映画だった。

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のこ

4.0役所広司が可愛い

2024年1月17日
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びっくりするくらい可愛い。

単調に見える。
しかし、事件は毎日のように起こっている。
私の日常も、きっとそう。

おじさんの日々を綴って、2時間画面に釘付けにさせるのだから、この映画に力が無いとはまるきり思わない。

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ぽほぞん

4.0「すばらしき世界」へのアンチテーゼ

2024年1月17日
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個人評価:4.2
光への感謝の眼差し。
この世界に生きている事の美しさ。光と影の対比の比喩が哲学的でもあり、この単調で美しい物語に身を浸し漂う事が出来る。
毎日登る太陽に世界の美しさ、幸せが込められており、役所広司の過去作で主演した「すばらしき世界」のアンチテーゼにも思えて、なんだか嬉しい気持ちになった。
彼の人生が満たされたか否か。答えはイエスだ。

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カメ

4.0タイトル通り、完璧な日々を描いた映画

2024年1月17日
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楽しい

幸せ

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ちやのゆ

4.5いまはいま

2024年1月17日
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悲しい

難しい

幸せ

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LS

5.0人生

2024年1月17日
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幸せ

最後の涙の意味は何なのか?仕事を手抜きしないところがカッコいい。

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のん

4.0一人の生き方を追体験できる作品

2024年1月17日
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鑑賞方法:映画館

Filmarksでは4.2でつけました。
人の人生に触れた時、その深みを実感できます。
そして自分の人生を見つめ直すきっかけになります。
生きている日々で小さな出来事が起こり、些細な触れ合いがあり、日常に確かな充実感が得られることを思い出しました。
次々に映画や遊びや物を取り入れて刺激を入れていることも好きですが、充実感はそれだけではなく、もっと身近にたくさんありますね。

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柚子一味

4.0現代版の晴耕雨読的生き方

2024年1月17日
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鑑賞方法:映画館

とにかく変化の無い毎日、毎週決まったルーチンを繰り返し主人公。その生活中でも小さなさざなみのような出来事が主人公を揺さぶる。
木漏れ日の様に風景的には大きな変化は無いが、ディテルとしては決して同じ景色は存在しない。

主人公は世捨ての人のような生活を送っているが、地味だが喜怒哀楽の感情までは捨てていないのが微笑ましかった。

役所広司は演技なのか、素なのか判別出来ないほどの名演技でした。

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panpan2

5.0ゴマンと転がる知り得ぬ物語へ

2024年1月17日
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泣ける

知的

幸せ

一番のドラマであろう主人公の背景に何があり、
今ここに至っているのか、が描かれることなく物語は進む。

主人公の過去を切り離すことと、
訪れる毎朝と、その度にリセットされたように繰り返される日々は、
過去も未来も関係ない「今ここ」の大切さ、尊さを印象付けているように感じられてならなかった。

むしろそうして収斂することで、ある意味閉じることで、
研ぎ澄まされる感覚の豊かさと、だからこそ「豊かさが完璧な日々」に思い馳せる。
ゆえに主人公に訪れる些細だろうと見逃せない様々な出来事はなんとも美しい。
それは言葉を交わさぬ人との間で起ころうと、
毎日、顔を合わせる間柄で起ころうと、
突然、初めて向き合うことになったとしても。
こんな感覚野のレンズから世界をのぞけるのは、子供の頃だけ?
(知性がたりないから同じにはならないけれど)

対峙したときの主人公のありようを見て、想像せずにおれない過去はなお深く重みを増し、
しかし何ら具体的に解き明かされることがないなら、
何もわからないままおわってゆくんだなぁ、と呟いたクライマックスの三浦さんの台詞がひどく染みた。

そのとおり、描かれることのない主人公の過去のように、日の目を見る事のないトイレ掃除のように、主人公の毎日に彩りを与えるささやかな出来事も、
同時多発と世の中でゴマンと起きているに違いないが、そのほとんどは知らぬ間に、知られぬままに過ぎ去って行く物事だ。そして自身もまた他者から見ればその一つに過ぎない。

けれど、だから、今ここにしかない、わたしだけの日々を生きることができる。
寂しくもだからこそ力強い、強さの向こうから沸き起こる、見えざる希望にじわじわやられた1本だった。

劇中歌がまたよい!
歌詞は絶対に物語と連動していると思えたので、和訳の字幕があった方がよかったのでは。などと振り返りもする。
あと、ところどころ大笑いしてしまったのだが、わたしだけか?
たとえばラスト、川べりでどちらもむせまくるくだり、とか。

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N.river

4.5世界中の人達に観て欲しい日本を代表する近代映画。 自信を持ってそう...

2024年1月17日
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世界中の人達に観て欲しい日本を代表する近代映画。
自信を持ってそう感じた124分。
(監督はドイツ人だが)
渋谷区内17カ所の公共トイレを、世界的な建築家やクリエイターが改修する「THE TOKYO TOILET プロジェクト」に賛同したベンダースが渋谷の街で改修された公共トイレを舞台に描く寡黙な男性が主人公の作品で『PARIS、TEXAS』を思い出した。
水面や木漏れ日、朝焼けの光が美しく撮影されている今作、最初は長編映画ではなくて、短編かドキュメンタリーとして作られる予定だったがベンダースが「長編映画でやるべき」と変わっていったらしい。
第76回カンヌ国際映画祭で役所広司が最優秀男優賞を受賞。
役所広司 1956年生まれ
三浦友和 1952年生まれ

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ナイン・わんわん

3.0丁寧な暮らしがステキ、だけで良いのか。

2024年1月17日
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IZN

4.0日々の幸せと、素敵な音楽。 皆んないろいろ背負ってる。

2024年1月17日
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日々の幸せと、素敵な音楽。
皆んないろいろ背負ってる。

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mini

4.5PERFECT DAYS

2024年1月17日
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泣ける

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tyshi

4.5旅しないロードムービー

2024年1月17日
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日常の何気ない光景を名匠ヴィム・ヴェンダースが丁寧に描き出した旅しないロードムービー。
役所広司が演ずるのはトイレ清掃員。TOKYO TOILETというプロジェクトで著名なクリエイターが手がけた芸術的な公衆トイレがたくさん出てきて聖地巡礼したくなります。
随所に流れる洋楽の使い方の上手さ。映像美の素晴らしさ。ヴィム・ヴェンダース監督の最高傑作ではないでしょうか。
ラストの役所広司の顔だけのアップの数分間の長回し。泣けます。

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ぎんぞう