劇場公開日 2023年12月22日

「役所広司だけで最後まで飽きないという」PERFECT DAYS 青樹礼門さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0役所広司だけで最後まで飽きないという

2024年3月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

・ふだんのじぶんの日常を見せつけられているようで、しみじみとしました。つなぎではないですが、作業服だし、トイレの詰まりには向かいますし、サンドイッチを公園で食べてますし。
・選曲はさすがです。アニマルズは反則でしょ!w 
サントラ、かなり売れるんじゃないかな。
・短編映画ならかなり引き締まった作品にはなるでしょう。しかし、このたゆたうような2時間に身を浸すという快楽があるのかも。
・小津安二郎というより、ジャンヌ・ディエルマンですね。ふだんの生活動作に何かが宿っているよう。
・予想以上に楽しく見る事ができました。昭和の日本映画みたいで懐かしい。
・アナログな生活は、コンピュータやテレビやスマホから離れていれば可能であると。
・日常を工夫したアングル、明かり、音響が効果を上げています。
・少年の純粋さと、男の内なる狂気。
何考えてるかわからないギリギリを体現する、
つまりは一挙一動が目を離すことができない、稀有なアクター役所広司は、さすがでした。
・影踏みで一触即発、殴り合いしたらどうしよう、なんてハラハラしたりして^_^

青樹礼門
青樹礼門さんのコメント
2024年9月9日

ありがとうございます
狂気は、他の作品の役所さんのコワイイメージが噴き出てきたらどうしよう?というこちらの勝手な邪推でございまして
ヴェンダースがそんな場面は作らないはずだから、まあ、最後まで安心してみれましたよ^_^

青樹礼門
琥珀糖さんのコメント
2024年8月29日

はじめまして

役所広司で2時間。
見事でしたね。
〉少年の純粋さ、内なる狂気・・・
狂気?どうでしょうか、
信念(生き方)を貫きつつ、銭湯や、酎ハイ、スナック、好きな音楽、
写真・・・精神はバランスをとっている様に、、見えますが、
いかがでしょう。

琥珀糖