「役所広司だけで最後まで飽きないという」PERFECT DAYS 青樹礼門さんの映画レビュー(感想・評価)
役所広司だけで最後まで飽きないという
・ふだんのじぶんの日常を見せつけられているようで、しみじみとしました。つなぎではないですが、作業服だし、トイレの詰まりには向かいますし、サンドイッチを公園で食べてますし。 ・選曲はさすがです。アニマルズは反則でしょ!w サントラ、かなり売れるんじゃないかな。 ・短編映画ならかなり引き締まった作品にはなるでしょう。しかし、このたゆたうような2時間に身を浸すという快楽があるのかも。 ・小津安二郎というより、ジャンヌ・ディエルマンですね。ふだんの生活動作に何かが宿っているよう。 ・予想以上に楽しく見る事ができました。昭和の日本映画みたいで懐かしい。 ・アナログな生活は、コンピュータやテレビやスマホから離れていれば可能であると。 ・日常を工夫したアングル、明かり、音響が効果を上げています。 ・少年の純粋さと、男の内なる狂気。 何考えてるかわからないギリギリを体現する、 つまりは一挙一動が目を離すことができない、稀有なアクター役所広司は、さすがでした。 ・影踏みで一触即発、殴り合いしたらどうしよう、なんてハラハラしたりして^_^
ありがとうございます
狂気は、他の作品の役所さんのコワイイメージが噴き出てきたらどうしよう?というこちらの勝手な邪推でございまして
ヴェンダースがそんな場面は作らないはずだから、まあ、最後まで安心してみれましたよ^_^
はじめまして
役所広司で2時間。
見事でしたね。
〉少年の純粋さ、内なる狂気・・・
狂気?どうでしょうか、
信念(生き方)を貫きつつ、銭湯や、酎ハイ、スナック、好きな音楽、
写真・・・精神はバランスをとっている様に、、見えますが、
いかがでしょう。