「退屈だけど、美しい。」PERFECT DAYS ぴーまんさんの映画レビュー(感想・評価)
退屈だけど、美しい。
無声映画かな?と思うほど台詞が少なく役所広司演じる平山はとても無口で、淡々と日常が繰り返されていきます。
観る人をかなり選ぶ作品。
退屈に感じてしまっても無理もありません。
でも、その退屈で変わらない日常の中に、平山が時折見せる感情にとてつもなく心が揺さぶられます。言葉、表情、涙。
この作品を私には言語化するのは難しすぎるけど、鑑賞し終わって3時間、何故かずっと目が潤んでしまう。余韻が凄い。
最後の平山の微笑み、涙、グッときますよ。一緒に泣いた。
役所広司さんの演技力、いやはや流石ですね。。。
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