「置かれた場所で咲くことの幸せ」PERFECT DAYS タケミカンパニーさんの映画レビュー(感想・評価)
置かれた場所で咲くことの幸せ
ストーリー性を期待するとやや弱いですが、
むせかえるほどに共感させられます。
東京という街の美しい一面、
箒や畳の音、生活音や雨音、
木漏れ日や木々がそよぐ音など、
普段スルーしてしまう小さなことでも心を向ければ幸せを感じることができる、そう気づかせてくれる映画でもありました。
役所さんが最後に、長尺ドアップを表情だけで一人の男の長き人生の喜怒哀楽を表現するシーンはさすがプロ、見る価値ありです。
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