「怖い映画だった」エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命 ナイトさんの映画レビュー(感想・評価)
怖い映画だった
怖い映画。一言につきると思います。
宗教という名のもとで起こる理不尽な誘拐、洗脳、無知で純真な召し使いの浅はかさ、すべてが怖いです。
一番怖いのは、教皇庁の支配という現実的な障害が奇跡的に取り除かれ、革命が起こったというのに、洗脳されてしまった人の心は戻らないという現実です。
これをみて、ロシアに連れされられたウクライナの子どもや、北朝鮮に拉致された日本人とか思わずにいられませんでした。
これは昔の話でもなんでもなく、今の話ではないか。
そう思うと背筋が凍ります。
すごい映画だったけど、後味が悪かったので評価は低めです。
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