「ユダヤの子」エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
ユダヤの子
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あまりにも理不尽、非道、何の権限があってというか、当時のカトリック教会はすごい権限があったんだな。
信者の方たちには悪いが、あいつらならオーメン・
ザ・ファーストでやったこと実際にやるだろうなと思ってしまう。
これでまた教会離れが進むだろう。
描かれている事件には憤りを禁じ得ない、エドガルド本人や両親、兄弟の気持ちを思うとつらくてやりきれない。
映画は、映像・音楽・俳優、みな素晴らしい。
特にエドガルドを演じた少年と青年、母親役の凛とした美しい顔と眼力(めぢから)。
十字架に磔けられたイエスが、エドガルドに手足に打ち付けられた杭を抜いてもらい、自由になって歩き去る姿が幸せそうに見えた。
ユダヤの子イエスも、ある意味(キリスト教に拉致されて)キリスト教のシンボルとされていたということか。
こんな教皇は川に捨ててしまえ!
エドガルドの叫びが頭から離れない。
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あんちゃんさんのコメント
2024年5月2日
共感、コメントありがとうございます。とてもショッキングな映画でした。現役のユダヤ教徒の人、例えばイスラエルでこの映画を上映したらどのような反響があるんでしょうね?