劇場公開日 2024年4月26日

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「このことが事実だったことの恐怖と怒り この少年の生涯を描いてほしかった」エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命 ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5このことが事実だったことの恐怖と怒り この少年の生涯を描いてほしかった

2024年4月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

時々思うことですが、何のための宗教か。
時に、人の命や自由を奪う。
特に、人よりも権威、威厳を守る「教会」の問題が取り上げられることがある。
コピーどおり、何より事実だったことに恐怖と怒りを覚える。
これではただの洗脳ではないか。
映画は、特定の宗教を非難するものではなく、権力に翻弄された親子の運命を描いたもので、このようなことがあったことを、世の中に知らせて、事実を残すことに非常に意義があると感じます。
出来れば、この後、映画に描かれた先の人生、死ぬまでどう生きたかを描いてほしかったです。

ITOYA